集団田中’98公演
集団田中的笑劇vol.12『響(ひびき)』
2008年 4月18日(金)〜20日(日)
高田馬場アートボックスホール
18日(金) 19:30開演
19日(土) 14:00開演 18:00開演
20日(日) 14:00開演
【出演】
エディー、堀内英二、加藤智子(with one voice...)
大須賀隼人(マキcom.X)、野地志保、田畑忍
このコーナーは先日、無事終了しました『響』のネタを
細かく検証するコーナーでございます。
見にいらした方はパンフレット代わりに。残念ながら見に来れなかった方には、
想像力の手助けになるように
私見をふんだんに交えてお送りいたします。
▼▲▼ラインナップ▼▲▼
【オープニング〜新歓】
作・エディー 出演・全員
いつものように携帯電話の電源を切っていただく為のコントです。
集団田中にとって4月公演は初でしたので、
季節感を出す為に大学の新入生歓迎を題材にしてみました。
「オール・ラウーンド・サーコーなんだぜ、ヒューっ!」
「ホントに部員なんですか?」
「オールラウンドサークルの人が全て同じに見える」という台詞は、
大学時代にボクが感じていた事、そのままです。
【五月】
作・エディー 出演・全員
五月病部とか、ハンカチ落とし部とか、田中大学ってどんな所なの?
真剣に活動中です。
部長が智子とイイ感じで話しているシーンは、ちゃんと内容のある話をしてるんですよ。
「大会に出場する事が決まった!」とか
「お前にメンバーの選出をしてもらいたいんだ。」「はい、頑張らないように頑張ります。」とか
「大会はいつなんですか?」「6月だ!」「五月病なのに?」とか。
【一日署長】
作・エディー 出演・加藤、堀内、エディー
『パート改正法』にスポットをあてた時事ネタです。が、法律に関しては殆ど触れてません。
「正社員になれるんだよ〜☆」
『ヲタ芸』にスポットを当ててみたのですが、やってみると、案外難しいです。
胸筋は筋肉痛になりますよ、マジで。
【貴方にとって“集団田中”とは?(加藤智子編)】
メンバーによるひとりネタです。
智ちゃんには歌で“集団田中”を語ってもらいました。
【世代交代】
原案&手直し・エディー 作・平山潤一郎 出演・田畑、エディー、堀内、大須賀
どんな世界でも受け継がれる魂があります。そして時代によってそれは変化していくのです。
「本番になるとなんか緊張しちゃって…。」
袖に入った後のショッカーvsライダーの戦闘の声(録音)ですが、
全部田畑さんが演じております。稽古場で活き活きしてました。
SE(音響効果)でパンチの音などは後から足していくのですが、
「要らないから!」と言っても「ビシッ!」とか「ボシュッ!!」とか言ってます。
【貴方にとって“集団田中”とは?(野地志保編)】
志保ちゃんにはバルーンを使って“集団田中”を語ってもらってます。
【MOTTAINAIを真剣に考える】
作・エディー 出演・ステレンジャー(堀内・大須賀・田畑)、智子、志保、エディー
花見会場には大量のゴミと資源の無駄遣いが付き物です。
世界共通語になりつつある『MOTTAINAI』にステレンジャーが取り組みます。
「りらっくま。はい、りらっくま。」
お酒の一気飲みは身体に毒ですが、その際に掛けられる掛け声(コール)
をフィーチャーした作品です。居酒屋で飲んでて隣でコールされると、
無性にムカついてきますが、そのムカつき具合を出せるかがポイントでしたね。
【かたづけコント】
自作自演・エディー
舞台上を綺麗にする為のゆる〜いコントです。
「さあ、今だ、捕まれ〜。」
台詞はまったく決まっていなくて『スコット』とか『チャーリー』とかいう
登場人物も日替わりですし、何号機まで出動するかも
その時のゴミの量によって変わります。
変わらないのは導入部分の「ヘーゥミー(HELP ME)!」だけです。
【貴方にとって“集団田中”とは?(大須賀隼人編)】
大須賀くんにはひとり芝居を使って“集団田中”を語ってもらってました。
【貴方にとって“集団田中”とは?(堀内英二編)】
堀内くんにはひとり小芝居を使って“集団田中”を語ってもらってました。
しかも「たなか」じゃ無いし…。
【魔法少女】
作・エディー 出演 志保、エディー 影の出演・智子、田畑、大須賀
魔法使いになりたい女の子の元に現れたのは…。
「誰?ここにガラス置いたの??」
ガチなコントです。劇中での電球が割れるマジックは4回公演中、成功が2回。
打率低いなぁ。
志保ちゃんは台詞芝居初体験だったのですが、稽古段階でいろんなギャグが出てきて
全て受けてくれましたよ。
【保証人】
発案・堀内 作・エディー 出演・堀内、大須賀、田畑
身に覚えの無い借金を作ってしまった男。追い詰められた彼が取った行動とは?
「ルート・バカ!」「バカ.14!」
大の大人が、くっだらない言い争いを真剣にしてるのは
面白いですよね。
【貴方にとって“集団田中”とは?(エディー編)】
ボクはトークで“集団田中”を語りました。
鼻歌でオチが解った方、年齢がボクと近い証拠です。
「ガットゥドゥーイッ!」
【貴方にとって“集団田中”とは?(田畑忍編)】
田畑さんには詩の朗読で“集団田中”を語ってもらってました。
そして最終日には客席から悪魔の声が…。
【心技体】
作・エディー 出演・智子、堀内、大須賀、エディー
心技体が充実してこそ、人はその力を存分に発揮できるのです。
「パーフェクト・トライアングル!!」
下ネタと思われがちですが、直接的な表現は一切使っておりませんよ。
ワタクシ演じる『加藤とんび』さんが
もうちょっとエロさを出せたらと後悔しております。
【あてぶり】
歌・−青窈 パントマイム・エディー
−青窈さんの『八ナミズキ』という曲を選んだのは、
いつものように曲を聴きまくっての直感だったんですが、
この時期、ハナミズキが綺麗なんだよね。全くの偶然ですよ。
【たなかげき】
作・エディー 出演・全員
集団田中から田中さんがいなくなった…。そんな衝撃的な事実を歌劇にしてみました。
ノンフィクションです。
歌劇だから「たなかげき」なんですよ。もしオペラにしてたら
「たなかぺら」
というタイトルにする予定でした。
そして、集団田中には無事“田中さん”がメンバー入りしたのでした。
めでたしめでたし。
てな感じで全ての作品の解説でした。
アンケートなど書けなかった方や、書いたけどこれを読んで思い出した方、
そして見ていないけど物申す!という方、
『K・G・BANG!』かメールにて。
それから
アンケートをご記入くださった方の中から抽選で10名様に
この公演のDVDをプレゼントいたします。
商品は発送を持って当選とかえさせていただきます。
作:集団田中’98
演出:成田山三樹夫
舞台監督:土井怜香【(有)マルス エイ ソル】
音響:芳賀明子
照明:国吉博文【潟tァクター】
衣装:阿部美千代
宣伝美術:横田正基
制作:集団田中’98
ビデオ撮影:今井ひでおん
舞台写真:濱谷幸江
皆さんにお配りしたチラシはコチラ↓