ロッカールーム

バックホームッ!

過去の試合内容
2.1〜2.14


2月14日(聖バレンタイン) 対戦相手:苦い思い出
チョコ
 監督ではない方のバレンタインです。今日はいくつのチョコとDNAが消え去っていくのでしょうか?

 中学時代に、好きだった女の子に手作りのクッキーをもらった思い出があります。中学時代の恋愛ですから、ドロドロ、イチャイチャ、ベタベタなどは一切なく、好きだからいじめてしまいたくなる、そんな「お子様」な恋愛でした。中2のバレンタインデー、いつも強気な彼女がちょっとしおらしく、はにかみながら、丁寧にラッピングした包みをくれました。その場で開けて、食べてみると、そのクッキーからは胡椒の味がしました。別のクッキーからは、なんとも形容しがたいクッサ〜い臭いがしました。

 好きだからいじめるのか、いじめたいからいじめるのか、それともただ単に調味料の配分を間違えただけなのか。今となっては真相は闇の中ですが、僕が食べた瞬間、その子が「ニヤッ」と笑ったその顔が今でも脳裏に焼き付いて離れません。

 本命の「胡椒チョコ」より普通の「義理チョコ」の方が嬉しい汚れきった大人


2月13日(木) 対戦相手:とある大道芸人
東京都庁26階・生活文化局文化振興部事業推進課(長えっ!)
 「ヘブンアーティスト」の登録と、説明を聞きに都庁へ、登頂してきました。2時に予約して行ったんですけど、僕の前にひとり説明を受けている芸人さんがいて、なんかエキサイトしていて、少々時間が押して、僕の説明は2時5分から始まりました。

 最初にまず、『合格証書』を頂きました。表彰状みたいな立派な紙に、東京都知事・石原慎太郎の名前とハンコが記載されています。別に都知事の直筆でも、都知事本人がワープロ打ちした訳でも無いんでしょうが、なんか神々しく見えます。久しく賞状なんて貰ってなかったので、手にするとなんか嬉しいもんですよ。大学の卒業証書以来ですかねぇ。貰って喜んでるオイラって「権威主義」?

 で、時間が遡りますが、僕の前にいた芸人さん、烈火の如く燃え上がっておりました。やれ、今の予約システム(どこでやりたいかは先着なんです。)はおかしいだの、(ヘブンの)HPで芸人さんの紹介が50音順だと(仕事の数が増えなくて)不利だの、なんだのかんだの・・・神田うの?
 始める前からすごい情報量が。やはり戦争と一緒で、世界は情報戦なんですねぇ。僕なんかなーんも知らないですよ。おそらく北朝鮮の人民と同じですよ。すでに差を付けられた気分です。それだけ、彼は命掛けているという情熱の表れなんでしょうか。彼にとっては戦争なんですね。

 僕はというと、あれこれ説明をしてもらいましたが、こればかりは演ってみなきゃ解らないので、焦らずのーんびりと構えております。暖かくなったら始動しますか。それまで、もう一眠りして力を蓄えましょう。

 春眠暁を覚えず あんまり寝すぎると頭パーになるとよ。


2月12日(水) 対戦相手:エリック
池袋・某居酒屋風飲食店
 エリックはとても陽気なアフリカンです。お店の照明が薄暗いのでこちらが気を抜くと見失いそうです。彼はそのお店でウエイターをしています。なんか動きがヘンです。普通の飲食店のウエイターらしからぬ動きをします。BGMに乗るリズム感とバネが、さすが黒人さん、違います。

 彼は人気者です。続々と入ってくるお客さんから「エリック、元気ぃ〜?」と声を掛けられています。彼も、所謂「ガイジン日本語」で陽気に応対しています。動きはヘンですが、接客になれています。直接は話していませんが、声が大きいので、彼の情報は嫌でもこちらには筒抜けです。
 ガーナとかコンゴとか、その辺りから留学に来ている事。両親はフランスに住んでいること。こちらで学校に通いながら、バイトをしている事。バスケットボールの選手になりたかった事。今、彼女がいない事。僕はちょっとした「エリック通」になりました。

 エリックの使う日本語
「OH!元気ィ?」「君ニ会イタカッタヨー。」「最近、チョット痩セタ〜?」「綺麗ニナッタンジャナイ?」「君ト結婚シタイヨ〜。」「オ父サン、オ母サンニゴ挨拶ニ行クカラネ。」

 ヘンなのは動きだけではありませんでした。日本語と会話の組み立てをもうすこし勉強しましょうね。でもその性格はある意味、羨ましいかも。

 2時間飲み放題で800円。料理とエリックのダジャレはあまり美味くない。



2月11日(建国記念日) 対戦相手:料理の見た目
神戸ラーメン
 我が家から一番近い飲食店が『神戸ラーメン』です。壁には「TOKYO WALKER」とか「一週間」で取り上げられました!的切り抜きが掲示されていて、その光景がなんか、他のラーメン屋と差をつけているようで、実は他の店と同じ事をしている事に気付いていない、そんなお店です。ビールとラーメンと餃子を頼むと、必ず餃子が最後に出てくる、そんなお店です。

 今日は「Bラーメン」を注文しました。どんぶりの下にお盆が敷いてあるんですけど、居酒屋で日本酒を頼むとグラスから並々と溢れ枡に注がれるように、汁がお盆半分以上は浸してます。どんぶりの外壁にはお店自慢の関西青ねぎがスパイダーマンのようにへばり付いています。

 料理は最初「眼で食べる」といいます。見た目の好印象が大事だよ。という、飲食業界の常識みたいなもんですが、そういう意味では常識破り。食べてしまえば一緒という店長のポリシーが見受けられますが、海原雄山(美食倶楽部主宰)が見たらブチ切れますよ。

 高円寺店オープン記念だそうで、サービス券を3枚戴きましたが、「4枚集めると餃子一皿無料」。結局もう一度行かなきゃダメなのね?あと、女性専用サービス会員証いただきました。使えねーじゃん!

 730円 プラス150円で餃子が付いてきます。


2月10日(月) 対戦相手:ビクター
我が家
 修理に出していたラジカセ(1月17日参照)が直ったとの連絡が、ドンキホーテの吉田さんから留守電に、しかもご丁寧に朝10時半と夜8時の2回も入ってまして、こりゃ「早く取りに来いよ。ここに置いておくと邪魔だから」という意味に取れて仕方がなかったので、拾いに行きました。

 家に運ぶ途中、くくってくれたヒモの縛りが甘く、何度も持ち手が外れそうになって、相変わらず中途半端なサービスだなぁと実感しつつ到着。早速、修理ポイントの『電池で動くか』をチェック。いいですね〜、直ってますね〜。当たり前か、それが仕事なんだから。

 ひと通りチェックして、箱を押し入れに片付けようとしたら、直径2ミリのボルトナットを発見!機械類ほかにいじってないし、おそらくラジカセのだと思うんだけど、どこのボルト?俺の頭の?直してくれたんですよね、これ?それともサービスでボルト1個付けてくれた?もしかして、CD聞くとボルトが生産される新機能?

 いづれにせよ、発見しなかったら、こんなに悩む事もなかったのに。目ざとい自分を恨みます。

 視力は裸眼で0.01以下。矯正視力で0.8。あとは心の眼で見ます。


2月9日(日) 対戦相手:子供
パルティーレ大宮ウェディングビレッジ
 ピエロで人形振り(目を見開いてじっと動かない状態でいる事)をしていると、子供に
「人間だよ。人間がやってるんだよ。」と言われました。

 おそらく彼は、あまり見たことの無い物体(すなわちオレ)=人間という図式を頭の中で必死に構築して、自分を納得させようとしているに違いありません。人型の、奇抜な顔の、動かない、理解不能の奇妙なモノ(これもオレ)が宇宙人だったとしたら、彼にとっては一大事でしょう、そりゃ。どこぞの、戦争したがってるバカ息子の言動が理解できないとしても、やはり人間がやっている事なんだと思い込みたくなるかのように。(いえ、この場合むしろ、宇宙人が叫んでる、と理解した方がわかり易いのかな?)

 その子があまりにも怖がるので、お母さんがこちらに気を使ってか、一言。
「この子、ぬいぐるみとかダメなんですよ。」
 ぬいぐるみですか?100円入れて、釣られたりするヤツですか?ん〜、確かに100円でつられたりするかなぁ、パン買ってこい!100円やるから。なんて言われたら二つ返事でOKです。

 親子でお見通し。そんなにわかり易い?


2月8日(土) 対戦相手:曖昧な記憶
さいたま市宮前町
 その人達とは、朝同じバス停で降りたので、おそらく今日仕事した先の従業員さんだとは思います。女性が男性に話し掛けている模様。

 「ねえ、『光GENJI』って知ってる?♪ジーザスジーザスしゃぼんのように〜♪って歌ってた人達!」
 「ジーザスじゃねぇよ。ビーナスだよ。」
 「じゃあ、『男闘呼組』は?」(・・・以下アイドル話)

なんか違う。「ジーザス」でも「ビーナス」でもない。
たしか「フリーダム」ではなかったか?

 昔、諸星クンと同い年である事が、とても恥ずかしかった現在32歳。


2月7日(金) 対戦相手:夜のキャッチャー
池袋北口〜西口
 はな金です。(←古っ!)池袋の街は賑わってます。今日も街を歩くと腐ったバナナに群がるショウジョウバエの如く(汚い例えだなぁ)、色んなキャッチの人達にお声を掛けていただきました。

 「お疲れっす。これからキャバクラは・・・。」初対面にお疲れ『っす』はどうかと思うけど。
 「先輩。どうです?女の子は。」え?キミ、中村高校の後輩?
 「カールァオケー、いーかがっすかー?」巻き舌?なんか怒ってる?
 「イエーイ!どう?」何が?それで伝わるの?

 学校で習った「初めてのあいさつ」は『ナイストゥー・ミーチュー』で、シェイクハンドかハグのはず。


2月6日(木) 対戦相手:NTTドコモ
携帯電話を中心に構成される世界
 朝からあまりにもすがすがしくて、なんか浮かれてて、出先に携帯を持っていくのを忘れました。不携帯電話ですね。
 携帯がないと色々困る事があります。急ぎの用件がありはしないか?僕の返事待ちで仕事が流れてはいかないか?重要なメールが届いてはないか?これらはまだ良いんです。明日掛けなおしますから。むしろ束縛から解放されて、新鮮な気持ちすらします。

 問題なのは、急ぎの用で他人に電話出来ないことです。電話番号は全て携帯の中ですよ。イチイチ覚えてません、そんな数字の羅列なんか。手帳にも書いてない。ど〜する?アイフル〜。

 Aさんに連絡取りたくて、唯一暗記しているBさんの携帯にかけ、BさんにAさんの携帯番号を聞こうと思いつきました。必死で見つけた公衆電話。10円玉を3枚入れて、ピポパポピ、繋がる。
「コチラハ090−××××−××××バンデス。タダイマ、デンワニデルコトガ・・・」ガチャン!10円使いました。まだなーんも用件入れてないのに。残り何秒とか表示が出るんですけど、みっじけぇっ!10円で30秒も話せないじゃん!この間NTTドコモの売上は着々と伸びていくのであった。そりゃ、新宿にビルも建つわな。

 急いで携帯取りに戻りました。着信2件、メール1件。意外と寂しいのね。


2月5日(水) 対戦相手:アジア系マッサージ師?
池袋北口
 「池袋北口」と聞けばニヤリとする男性もいるくらい、そこには風俗店やラブホテルが多く、僕の家の帰路は嫌がおうにも(嫌じゃないです、あながち)そこを通らなければなりません。雑誌片手にコソコソお店に入っていく男性や、意味ありげなカップルを見学出来るのは楽しいんですけどね。
 
 今日も夜12時過ぎて、いつもの道で帰ると、ときわ通り入り口には、いつものようにマッサージの勧誘の女性達が寒い中、営業活動にいそしんでいます。僕も通る度に声を掛けられますが、普段は掛かっていない携帯と喋っているフリをしてやり過ごします。今日は、ちょっと餌でもまいてみようかな?という気分だったので、向こうの声の掛けやすいように、敢えて無防備で突入していきました。

「オニサン・・・マサジ・・・」すぐにスルー。すぐ後ろのサラリーマン風男性には

「オニイサン、マッサージ、イカガデスカ?ネー、オニイサーン!」

 おーい、君たち、そんな露骨な差別はどうかと思うぞ。明らかに態度が違うではないか?この声の掛け方一つで君たちの明日の、いや、今日のギャランティーが決まる、そんな大事な営業では無いのかい?
 それとも、その肥えた目からすると、オレが金持ってないってバレバレかい?確かにジーパン・スニーカー・ハデめのジャンパーで今風の若者気取ってますよ。金無さそうですよ。でもねー、あ、ねーや、ホントに。・・・お見事!

 秒殺! ある意味不戦勝(負け?)


2月4日(火) 対戦相手:風邪菌
我が家
 わーはっはっはー。治りました。いえ、正確には治しました。この風邪の原因究明はまたの機会にするとして、治療に集中したのが良かったですな。心強い味方、パブロンエース君のおかげですよ。さすが「鷲のマークの大正製薬」さん。だってね、この薬に付いていた説明書「15才未満、服用しないこと」ですってよ。どんなに強力な効き目か、この一文から判断できますね。15才未満が服用するとどうなるかが書いてないのも、チョイびびります。

 今、製薬会社の株買うとしたら、イチオシはここですね。新薬開発の裏情報とか全くないし、株の相場とか疎い私ですが、心情的にはココが買いです。まぁ、僕には買えないですけどね。
 だって株ってひと株からは買えないんですよね〜?千株からとか、10万株とか、絶対買えませんよ。これだけお世話になっておいて、こんな事言うのは何なんですが、やっぱゴメンナサイ。
 そんな意味では、午前中に良くある「金を購入しませんか?」「マンションはいかがですか?」などという電話にも(先方が)心地よい返事は出来ませんので、あしからず。

 大正製薬 今日の終り値 1755円


2月3日(節分) 対戦相手:風邪菌
我が家
 完璧なはずでした。
 ここ数日は、帰ってきてから必ず手洗い・うがいを敢行し、去年のインフルエンザの繰り返しだけは何としても阻止せねば、そして初詣の願い事は「健康第一!」、多少電気代が掛かろうとエアコン・加湿器・布団乾燥機を駆使して体調管理に努めてきました。はずでした。

 朝起きると、頭がフラつく。寒気あり。頭痛もして、下痢状態。風邪だよ〜。なんで〜??お酒以外で吐いたのなんて、あまりに久しぶりでどれ位前の事か覚えてませんがな。38度→38.3度→38.8度。着実に記録を更新してます。去年の悪夢が・・・。また4日間寝たきりなの?

 「疲れが溜まってた」とか、忙しさから解放されて「気が抜けた」だとか、そんなありきたりの台詞では納得いきませんよ。まずは、この風邪の原因を突き止め、そこを改善していかないと、いつまたこんな事態を・・♪&%$#♀。

 今は、何はともあれ寝る。

 パブロンエース 1580円


2月2日(日) 対戦相手:充実感と時間
自分自身
 あっという間に気付いたら2月でした。早ぇ〜。今年もあと残り11ヶ月しかありませんよ。

 1月は色々と自分にとってタメになる月でした。昨日・今日のカラーズさんのライブに向けて、ここ何週間かずっと稽古に参加し、貴重な経験をいっぱいさせてもらって。なんというか、忘れかけていたものを再認識するといいますか。もう一度真剣に取り組んでみようと、そんな気持ちにして貰った数週間でしたね。あ・・・あれ?何を再認識したんだっけ?忘れかけていたものって何だったっけ?

 打ち上げの席がこんなに楽しいものだったとは。これも忘れかけてた事の一つでしたね。よっしゃ!この勢いで残り11ヶ月、突っ走りますよ〜。カラーズさん、スタッフ関係者の皆さん。お疲れ様&ありがとうございました。

 そうそう、この勢いのなかで、東京都主宰「ヘブンアーティスト」合格しました。自分では「アーティスト」というより、「お笑い芸人」という呼び名の方が好きなんですけど。

「ヘブンお笑い芸人」

 やっぱ「アーティスト」かな?

 約1ヶ月の準備。2日間のライブ。5分のネタ。まとめて、GOODJOB!


2月1日(土) 対戦相手:パトカーに乗った2人組
環七・野方5丁目
 今日から、先輩・カラーズさんのライブが本番で、お手伝いをしてます。場所は下北沢。色々と荷物が多いので、バイクで行きました。

 ライブ終了後、ご飯を食べて、時間は夜11時30分を過ぎ、明日の準備もあるので家路を急ぎました。明日は昼の公演で1ネタ演らせてもらう事が決定してます。早く家に帰って稽古や作り物をしないと・・・。

 茶沢通りから環七に入り、道もすいているので、バイクのスピードもドンドン速くなります。気付くと後方から赤いライトをつけた車がスピーカーを通して話し掛けてきました。

「はい、前のバイク、左に寄せて停まりなさ〜い。」

 生まれて初めてパトカーに乗っけてもらいました。あれこれ言ってみたものの、相手は歴戦の猛者。太刀打ちできるはずもありません。いつもなら、ミラーで絶えず後方確認してるんですけど、明日のネタの台詞回しの確認を、バイクに乗りながらブツブツしゃべって集中していたので、停められるまで全然気付きませんでした。不覚!
 左手の人差し指に黒のインクを付けて指紋を取って貰ったり、普通の乗用車には決してない様々なメカを観察したり、それはそれは普段なかなか出来ない有意義な体験をさせていただきました。
 
 24km/hオーバー 話のネタにはなりますが、1万円の罰金は痛すぎるっ。