ロッカールーム

バックホームッ!

過去の試合内容
5.1〜5.15


5月15日(木) 対戦相手:なんちゃって
へいわ通り
 夜でも夜の香り漂う街・池袋。
 北口のいかがわしい雰囲気の通りを抜け、中国エリア、マル暴エリアを越えると、非武装地帯の商店街が広がります。そんな商店街エリア・午後10時半過ぎ。向こうから一組のカップルが、駅方向へと歩いていきます。

 何か違和感のあるカップル。近寄ってみて、自信が確信に変わりましたね。女性がなんとセーラー服。左手は男性の腕に絡みつき、右手にはセーラー服姿には不相応なヴィトンのモノグラム。結構キメキメなメイク。どう見てもオーバー20。ともすればオーバー25。もしかしてアンダー30?

 僕が実家にいた時の中高生時代はセーラー服が当たり前で、むしろブレザーに新鮮味を感じたものでしたが、最近、都内ではあまりセーラー服って見かけませんね。見かけたとしても、最近の娘って、着崩して独自のファッションを展開したりしてますんで、あんまりありがたみ(何がありがたいのかは不明。)感じないんですけど、今日見かけた女の子(いいえ、女性)はまさに中高時代のそれそのもの。胸元のリボンなんかエンジ色でっさーね。ソックスも白だし。

 本物が本物らしくなく、偽者が本物っぽく感じる今という時代。それがたとえ商売という名目であろうとも、僕の心には淡い時代が呼び覚まされた瞬間でありました。非武装地帯での武装もありかな?

 60分 18000円(世間の相場)


5月14日(水) 対戦相手:遅刻する人
サンシャイン通り
 久々に映画館で映画を見ました。いつ以来だろう?映画館に行ったのは。でもって、水曜だから全ての人が1000円、という訳ではないのね?女性は1000円。男性1800円。ちょっと損した気分でございますわよ、ウフ。

 で、見た映画は『X-MEN2』。×−(バツイチ)な男たちが戦いを繰り広げる物語の続編…ではございません。
 日曜洋画劇場で『X-MEN』が放送していて見たために、このチョイスになってしまいました。うまく乗せられたね、テレビ朝日に。

 気になる映画の内容は、うん、面白い。何も考えずに楽しめるのは良いですね。しかも今回の『2』の方が、前作よりもオモロイですよ。見ていない方の為に詳細は伏せますが、とにかくドドーン!ゴフォフォーッ!バシュバシュー!!って感じです。

 立ち込めるポップコーンの匂いがまた何ともいえないですね。ディズニーランドやイクスピアリに漂う甘いポップコーンではなくて、塩味利いてます!って香りが映画館らしい演出です。飲み物はウーロン茶だろうがオレンジジュースだろうが全てコカコーラのカップ。そうそう、これですよ。映画見てるんだぞって気になります。

 ターミネーター3の予告編がデデンデンデデンと終わり、いよいよ本編が…。導入部分と伝える大事なオープニング。一字一句漏らさないように目を見開いて字幕をしっかりと追っていると、背後からゾロゾロと影が。

 「よかった〜、始まったばっかりだよ。」
 「席ある?」

 立ち止まって席を探しますが、スクリーンと僕の対角線上で探すのはやめて下さい。字幕見えません。ボクサーのスウェーのように首を振ってスクリーンを追いますが、多勢に無勢。無常にも字幕はドンドンと流れていきます。導入部が終わるまで、その一団は僕の前に立ちはだかっていました。

 27円分 見逃した。


5月13日(火) 対戦相手:第3の敵
池袋北口
 昼でも夜の香り漂う街・池袋。
 午前10時、街はこれから動き出すっという時間に、すでに動き出しているホスト2名。正確には、“すでに動き出してる”っていうより、昨夜からの延長で動きつづけてるようなテンション。夏を意識した軽めのダブルのスーツに、手にはヴィトンのセカンドバッグ。脇には女性2名、おそらくお客さん。そして後輩らしき男性の手には…

 スイカ。しかも未包装。

 小学校の頃、実家の近くのスーパーで「ツネ」と呼ばれる先輩がスイカまるごと1個万引きしたことがあったんですけど、そんな光景を思い出しましたよ、むきだしのスイカ見て。ちなみに僕は万引きしてないっすからね。

 今年初めてスイカ見ましたね。しかも路上で。通り行く人とは全く逆のテンションで奇声を発しながら、ラガーメンの如くスイカパス。喜ぶ女の子。調子に乗るホスト。バッグを女の子に預けてパスしあう姿は、夜の世界の住人には似つかわしくなく、どちらかと言うと山下真司。もしくは渡辺徹(太陽にほえろ!の頃)。
 そして興奮は最高潮に。ラグビーに飽きたのか今度はボーリング。女の子がピンになり、気分は「りつこさん〜、りつこさん〜、なかやまりつこさん〜。」(←オンタイムで見ていなかったので詳しい事知りません)なボーリンガーですよ。勿論、レーンは車道です。と、その時後ろからタクシーが。

 プップー!

 威嚇にも近いそのクラクションを聞いた途端、ホストは先程の“汗キラキラさわやかさん”から“触れれば切れる夜の顔”に早代わり。穏やかな往来は、罵声が飛び交う車道と化しました。

 交通安全週間 良い子のみんな、車道でスイカボーリングはやめようね。


5月12日(月) 対戦相手:西村先生
西村柔道整骨院
 4月のビナウォークからゴールデンウィーク、そして昨日までのCOLORSライブと走りつづけて身体がガチンガチンのコリコリのバキバキでした。
 先週なんか、寝ても疲れが抜けないんですよ。夜しっかり風呂に浸かって、背中にバンテリン塗って、でも朝起きると身体が重いんですね。で、意を決して、いつもお世話になっている整骨院に。

 診察台にうつ伏せで寝ると、先生
「こりゃ、ひどいねぇ、はっはっはー。」笑い事じゃないんですけど。
「指が入んないだよねぇ。ほら、ココ。はっはっはー。」めちゃめちゃ痛いんですよ、あー、そう、そこ!いってーっ。
「しょうがないねぇ、奥義使っちゃおうか?」え?いきなり奥義ですか?まだ何もマッサージされてないのに。

 「左脚の股関節を開いて、グキッ!はいっ、開いた!オッケー。」
 終わりですか?それだけ?ありゃ。ありゃりゃ。全然違うよ、さっきとは。左足に血が通うのが解るんですよ。マッサージなんか全然してないのに、さっきの一撃で、ふくらはぎなんか軟らかく煮込んだ肉のようになりました。同じく右もグキッ!凍っていたバターが溶けていく、そんな表現があっているのかいないのか、でもそんな感じですよ。

 続いて左腕。伸ばしてー、ハイッ!グキッ。
 今まで肩に鉄板でも入っていて、あわよくばその鉄板でホタテときのこのバター焼きでも作ろうか?そんな硬さが一瞬にして柔らかお肉に早代わり。右の上半身だけガッチガチ。ある意味面白いで、この状態が。
 右も同様、カラテチョップのオマケ付きで、終了!診察台から起き上がろうとすると、ダルいっ!起き上がれない。

 「いやー、もっとほぐせるんだけど、これ以上やると、グニャグニャになるからねー。はっはっはー。」

 参りました。楽にはなったんですけど、力が入りません。恐るべしカラテチョップ!でも先生、柔道整骨じゃ?

 40分 6000円 保険きかないのよ。


5月11日(日) 対戦相手:女子中学生
山手線・新宿駅
 COLORSさんライブ、今日で5日間6公演、無事終了しまして、楽しい時間が送れました。ありがとうございました。
 で、打ち上げもドドーンとやって、酔っ払って発散して、こちらも楽しい宴で、あ、もうこんな時間だ。帰らなきゃ。という時間帯の新宿駅。照明・木下クンと別れ、いわさき組・舞台監督の竜ちゃんと電車を待っていると、日付けは12日へと移ったこんな時間にセーラー服姿の身長175cmはある、手には中学校の“中”の文字がかかれた鞄を持った女の子が。僕らの目の前を通り過ぎた瞬間、僕は竜ちゃんに

 「あの子、男だよ。」
 「あ、本当だ。エディーさん、良く気付きましたねぇ。」
 「うん、同じ臭いがしたからね。」
 「…。」
 「冗談だってば。ねぇ、竜ちゃん、ちょっと観察に行かない?」

 竜ちゃんもこういう遊びは嫌いではないらしく、混雑をうまく利用してその女子中学生風男性の隣に座る事に成功しました。するとその人、鞄から出した本が

 『ポーランド語の入門』

 ポーランド語って、何語?しかも、ノート出してひたすら書きこんでます、ポーランド語。眼鏡の奥に見えるその瞳は、まさしく勉学少女のそれでした。でもスネ毛の剃り残しとペンを握るゴッツイ手は勉学少女のそれではありませんでした。

 12時過ぎても魔法は解けないの?


5月10日(土) 対戦相手:メール少女
山手線
車内
 新宿に向かう電車の中。結構混雑していて、人との密着度は自ずと高まります。僕の目の前にいたのは中学生くらいの女の子。携帯でメールを一生懸命打っています。ちょっと覗いてみましょう。

 『ミニモニの高橋愛ちゃんは声援掛けるとなんかしてても頭下げて手をドーモって振ってたらしい。良い子。堅ちゃんは呼び捨てにすると無反応らしいよ。平井さーんとか、堅ちゃーんって呼んだ時にだけ反応してたよ。あとZEEBRAが藍ちゃんに話し掛けようとして…』

 おっせー、文字打つの。続きが読みたいんだよ、オイラは。
 普段電車内で人間観察してると、メール打つのめっちゃくちゃ速い子いますからね。付け爪してんのに、手から煙出るんじゃねーか?って位。そんな子に比べたら、この子はまだ世間に擦れていないって事なんでしょう。

 メールが早く打てるようになって、彼女は大人への階段を一歩、また一歩と駆け上がっていくのだろうな。夏休みが終わり2学期に登校してきたときには別人のようにメールが速くなってたりして。おう、アイツ、この夏経験したらしいぜ、早撃ちメール。えぇ〜、マジかよっ!中2ではやくねぇか?そんな会話が男子の間で交わされていく事でしょう。

 でもこれ位が読みやすくていいんですけどね。ところで、藍ちゃんって誰だよ?あいざきしんや?


5月9日(金) 対戦相手:店長
へいわ通り
 小サムライ・いわさきよしあき君の舞台も平行して手伝ってまして、小道具で将棋の駒が必要という事だったので、へいわ通りの「囲碁・将棋版専門店」に向かいました。

 「あのーすいません。ちょっとご相談なんですけど…。」
 「はいはいどうぞ、まずはこちらにお掛けください。」
 とっても親切なおじいさんが応対。でも劇場への入り時間とかあって、あんまりゆっくりもしてられないんですけどね。

 「実は、舞台で使うのに将棋の駒を探してまして…。で、あまり予算が掛けられないので一番安いのはいくら位のがありますか?」
 「そうですね、一番安いのは1000円のですけど、プラスチックです。でもウチのはねぇ〜、プラスチックでもちゃんと彫ってあるんですよ。ご覧になります?」いいえ、時間がないので結構です!とも言えないしなあ。

 「駒も、“桂馬”と“と金(歩)”だけを探しているんですけど…。」
 「そうですかぁ、ちょっとお待ちくださいね。」奥の方から半端な駒、いくつか出してくれまして、
 「この中から使えそうな物を持っていって下さい。まあまあ、お掛けになって。」すんげー優しいっ!でも時間がないんですけどね。

 「うちもねぇ、良くテレビ局の人からの問い合わせがあるんですよ。撮影用だと、新品よりも使い込んだ物が好まれましてねぇ。貴方様も撮影だったら、やはりこういうつやのある方がねぇ。」
 いいえ、僕は撮影なんて、ひっとことも言ってませんよ。しかも1時間15分のライブのうちこの駒が活躍するのは2秒!でもね、そんな時間もあまりなくて急いで出ていきたい気持ちを知ってか知らずか(知らないんだけど)とっても穏やかに、懇切丁寧に説明してくれるんですよ。

 桂馬と歩だけだと気が引けるので、全く不必要な王将と角まで貰いました。しかしこの店、月にどれ位の売上があるんだろう?商売ッ気全くなし。駒もタダでいただきました。

 歩のない将棋は負け将棋。


5月8日(木) 対戦相手:ポルナー
池袋北口・シネロマン池袋
 しとしと雨が降りました。
 COLORSさんライブ終演後、足早に池袋に向かい、家路を急ぐ途中、ひとりの怪しいおっさん発見。北口にあるポルノ専門映画館『シネロマン池袋』の入口で映画の看板(すんごくそそられる淫靡な感じの看板です。)に向かってブツブツ言っています。傘をさし、こちらに背を向けているので、姿かたちははっきりとしませんが、大声で何かを、結構はっきりした口調で話して、時折りエキサイトしています。

 ちなみにこの日の上映プログラムは
『覗き! おばさんの性態 午後の間男 :主演/高根綾』
『派遣女子社員 愛人不倫 :主演/松本静香』
『牝猫義母 :主演/川奈まり子』の3本です。

 この人はおばさんフェチなんだろうか?それとも、女子社員が正社員ではなくて派遣であることに現在の雇用状況を憂いているのか?はたまた、義母の文字を見て宜保愛子の死を予感していたのか?
 傘ごしの背中しかみえなかった彼がゆっくりと振り返った瞬間、

 携帯電話で話し中かよ!そりゃ、大きい声出すわさ、通り沿いだから、ウルサイしね。

 彼から自分と同じ臭いは感じられませんでした。同志求む!日活映画(ピンク色の方)について語り合おうぞ。オフ会もありで。


5月7日(水) 対戦相手:ヤス
山手線・新宿駅
 COLORSさんのライブ初日が明けまして、お疲れさんでドリンキング。
 最終の上り電車で新宿に到着し、池袋行きのこちらも終電を待っていると、13番ホーム(山手線)の反対側・14番ホームには中央線・三鷹行きの最終が到着し、鬼気迫った人達が、続々と駆け込み乗車はお止め下さいのアナウンス無視でダッシュしています。

 ホームのとある箇所に、エスカレーター、しかも一方にしか動かない(おそらく時間帯によって上りと下りの切り替えをしてるんでしょう)タイプがあって、ちょうどその時間帯は下り行きで動いていたんですけどね。その下りのエスカレーターを駆け上がってくるサラリーマン発見。まもなく14番線から電車は発車してしまいます。下に動くベクトルと上に駆け上がるベクトルが、摂取しすぎたアルコールの為かプラスマイナスゼロ。どんだけ走ってもそのサラリーマンは少しずつしか上がりません。と、その時

 ドタッ!

 コケました。彼はそのままズルズルと下がっていきました。「銀ちゃ〜ん」階段落ちならぬエスカレーター落ち。上がって来いよ〜、ヤスー!うわっ、すんげー猛ダッシュ。やれば出来るんじゃん。

 無事間に合って良かったね。


5月6日(火) 対戦相手:イカすファッション
下北沢
 下北沢といえば、芝居と音楽とファッションの街。文化の発信地が渋谷であるなら、下北沢はサブカルチャーの発信地でしょう。あ、良くわからないまま使ってますけど、サブカルチャーって何?

 そんなオシャレな街で今日から舞台のお手伝いです。先輩のコントグループ『COLORS』さんが11日までライブを行います。今日は仕込み日で、僕は舞台スタッフとして付いています。舞台仕込みと言えばジャージ・稽古着・サンダルが戦闘服。

小道具を買ったり、必要な材料を探したりして街を駆け回るのですが、ジャージ・稽古着・サンダルですからねぇ。汗かきながら探し回ってる時は良いんですが、ふと我に返ると、だっせぇ、オレ。

 いや、もっと自分に自信を持とうぜ。だってさ、ジャージはオイラの戦闘服じゃん。しかも演劇の街じゃん、ココ。じゃあ、俺以外にこんな格好してる人いるはず。ちょっと観察してみましょうか?

 あー、バンドの方ですね、鋲がジャラジャラ攻撃的ですね。で、オイラはマグライトがジャラジャラと攻撃的。
 そして、こちらはメルヘン風少女。少女って感じでもありませんがヤル気は伝わってきます。ナイスファイト!で、オイラはジャージでヤル気全開!
 ありゃ、女の子4人組。スピード風ファッション。で、あの子が仁絵ちゃん役ですね。チュッパチャップスの棒が先端恐怖症の人にはたまりません。で、オイラはメモ見ながらボールペン咥えながら小道具探し。
 外人さんはタンクトップ一張でもカッチョエエです。でっかい犬なんか連れて、また絵になりますわ。で、オイラはジャージ。

 こんな素敵な街で一週間、ジャージで過ごします。慣れたらこれで電車に乗れるかな?


5月5日(子供の日) 対戦相手:ラーメン
郡山
 郡山駅から車で1時間程の『あぶくま洞』という鍾乳洞のある観光地でイベント出演でした。海抜610mの山の中でして、車から降りた時にはクラクラきたね、酸素薄くて。

 全3ステージ。お客さんが暖かくてねぇ、演りやすいんですよ。演る事全てに感動してくれて、拍手の多くて、いい仕事が出来ました。GOODJOB!

 出番の間、控え室で待っていると会場アナウンスが。

 「ペルーからお越しのマリーナ様、お連れ様がお待ちです。天文台までお越しくださいませ。」

 迷子?でもって、わかるの?日本語のアナウンスで。その後このアナウンスが流れる事はありませんでした。マリーナさんが無事天文台に行けたのかが、帰るまで気になって仕方がありませんでした。

 郡山駅まで送ってもらう途中、業者さんに、郡山の美味しいものを伺いました。新幹線までの時間があるので、旅の醍醐味としてせめて美味しいものでも食べて旅気分を満喫したかったからです。
 「マルイの道挟んで反対側にミスタードーナツ…」
 「ドーナツが特産品ですか?」
 「いいえ、ミスタードーナツの裏に美味しいラーメン屋さんがあるんですよ。僕は行った事がないんですけどね。」
 「行った事がないのに、美味しいんですか?」
 「はい、みんなそう言いますよ。」
 「えーと、お店の名前わかります?」
 「いいえ、わかんないです。行ったことないんで。」

 聞くと、喜多方以外に、東北のラーメンとして、『郡山ラーメン』というのがあって、ここ数年ブームらしいんですよ。そんなん聞いたら黙ってられない!そこからラーメン屋探しの旅ですよ、重たい荷物ガラガラ引きずって、歩いた歩いた40分。あっち行ったりこっち戻ったり、なんだ駅前に戻ったじゃん!やっとの事で見つけたラーメン屋さんの名前が、

 『らーメン あさくさ』

 あさくさなの?東京の香りプンプンしてますよ。しかも“ら”だけ平仮名。どーよ?このセンス。

 味噌らーめん680円 うんまいっ!いけるねぇ、ここ。また来るよ。 いつ来るよ?


5月4日(国民の休日) 対戦相手:ハッスルママ
イクスピアリ
 町の至る所でゴールデンウィ−クのイベントがめじろ押しですが、ここイクスピアリの『キャンプネポス』では“カルチャーワークショップforキッズ 子供の為のカルチャー教室”と称して親子で楽しめる催し物を開催中。

 芝居とか舞台を経験している者からしてみたら、“ワークショップ”という響きがなんか、金持ってないけど夢持ってる→でもチケット制はまとめて支払いがキッツイなぁ→あ、バイト遅刻しちゃうよ、また店長に怒られちゃう→オレは芝居の為にバイトしてるのか?それともバイトの為に芝居をしてるのか?わっけわかんねー→ワークショップさぼりがち→夢をあきらめる…的なイメージがあって(あくまで僕個人の話ですけど)、なんか好きじゃないんですよ、この言葉。
 でもこの企画で幼少の頃からワークショップ漬けって事は、英才教育?

 ここでは、粘土をこねて形を作り、色を塗って何かの作品に仕上げるということが繰り広げられていましたが、子供達が小さいと両親がガッチリ脇を固めて指導員の出番もないくらい、あれやこれやアドバイスします。ある家族のお母さん、子供よりも必死になって粘土こねてました、イスから立ち上がりながら。お子さん、見てるだけ…。

 よほど、子供の作品が気に入らないのか、自分のストレスが溜まっているかどちらか。しっかり色塗りにも手を出してました。子供の方が大人だね。

 4/26〜5/11まで実施中。世のお母さん、いかがですか?


5月3日(勤労感謝の日) 対戦相手:出張サラリーマン
ロッテリア
 物憂げな午後の遅めのランチを取っていると、休日にもかかわらず、スーツ姿のサラリーマン風男性が2人。どうやら上司と部下のようです。ひとしきり話が終わって店を出る時に、トレイと自分たちの食べたゴミを捨てようとゴミ箱に向かいますが、ゴミ箱の前で立ち尽くすこと約2分。

 部下の男性は、可燃・不燃の表示を前に固まっています。ちゃんと、表記してあるんですよ。『可燃ゴミ専用:ナプキン、紙コップ、包装紙、紙袋 / 不可燃ゴミ専用:マドラー、スプーン、ミルク容器、ガムシロップ容器』

 微動だにしませんよ、部下は。なんか、先に動いた方が殺られる!ぐらいの雰囲気が出てます。部下のあまりの固まり具合に上司がひとこと、
 「そんなんそれごと置いといたらええやん。」

 部下の緊張感が解けていくのが見えました。冷や汗の中にも笑顔を取り戻し、店を後にした2人でした。

 分別、難しいか?この程度で詰まってちゃ、この先にある商談は大丈夫かぁ?


5月2日(金) 対戦相手:お子ちゃま
山手線
 夕方の山手線。混んではいないのですが、座席は空いていません。大塚駅で若めのお母さんと男の子(推定年齢3〜6歳←結構幅がありますね。)が乗ってきました。

 その男の子、座席が埋まってるのをいち早く確認して一言、
 「満タンじゃん!」
 ガソリンじゃないんだから・・・。

 それを聞いて、お母さんは持っていたスーツケースにその子をまたがせ、少しでも男の子の欲求を満たしてあげようとします。彼の好奇心は留まるところを知りません。目に写るもの全てに興味を示して、疑問をぶつけて行きます。

 「新潟行くからこれ乗るの?ねぇ、新潟行くからこれ乗るの?」執拗な質問攻めにも、お母さんはかる〜く流します。真正面から回答してくれない母親に、何度も何度もぶつけます。そしてついに
 「新潟乗るからこれ行くの?」 間違っちゃった。まあ彼も負けず嫌いなんで、即座に言い直してましたけどね、何事も無かったように。


アナウンサーの「次は日暮里、にっぽり〜。」には
 「しっぽり?」

極めつけはこの質問。
 「終点で降りるの?」
 ないから、終点。山手線だしっ!グルグル回るから。

 東京駅で下車。それにしても、お母さんのさばきっぷりがお見事!


5月1日(メーデー) 対戦相手:小学生
海老名・ビナウォーク
 連休の中休み(←休みの休みで仕事って事)という名の平日ではありますが、今日もここビナウォークには午前中からたくさんの小学生がぁっ!君ら学校は?

 そおかっ!今日はメーデーだから小学生も労働条件の改善(学校のトイレにウォシュレットを入れろ!とか)賃金値上げ要求(小遣い、月に2000円じゃあ毎日うまい棒しか食えねぇよ!ベアしてくれよ!とか)を求めてサボタージュなんだね。

 いんやっ、もっと深くプロファイルすると、今日から小田急線全線のホームで喫煙所廃止の全面禁煙になったことへの抗議か?それとも発泡酒値上げに対するハンガーストライキかぁ?あ、クレープ食べてる。

 映画の日なの?この星の一等賞になりたいの、オレはバテレン妖術で、の窪塚の天草はどうよ小学生達。