ロッカールーム

バックホームッ!

過去の試合内容
7.1〜7.15


7月15日(火) 対戦相手:制止の言葉
池袋駅・ホーム
 電車を下りるのと同時に、お母さん3人とその子供達がゾロゾロと、入れ替わりで乗っていきました。小さい子ばかりで、ホント大変ね、お母さんって。

 しばらくすると、お母さんたちが騒ぎ始めました。
 「あ、××クンが乗ってないっ。」
 「まだ、あんな所にいるっ。」

 ベビーカーを急いで電車の外に出して、小さい忘れ物(つまり子供)がないか確認して、3組のお母さんたちはあの子だけ置いてはいけぬ。次の電車に乗る事を決断した模様です。ホームに残されていた男の子の元に駆け寄り、無事マルコは短い一人旅を終えてお母さんの胸に…あれ?スルーしていきましたよ、この子。

 グリーンの電車が上野方向に走り出すのを見て、男の子は自分の脚力を試してみたくなったのか、新型の、椅子の数が少なく、生搾りの広告がテレビで楽しめる車両に対して並走し始めました。他のお客の間をすり抜けて猛ダッシュするその姿にお母さん、一言

 「走っても追いつかないよ。」

 危ないから止めなさい!じゃあないんだね、制止の言葉が。

 追いついたら将来、世界陸上に出れるね、きっと。


7月14日(バレンタインデーまであと半年) 対戦相手:後ろの女性客
下北沢 『劇』小劇場
 お友達の「with one voice...」さんがお芝居の中で歌を歌うという事で見に行ってきました。

 客席に座り、開演を待つ間、貰ったチラシにも飽きて何もやる事がないので、神経は舞台集中モードに入ります。今なら千里先に落ちた針の音さえ聴く事が出来ましょうや。そこにこんな声。

 「あたしって、関西のお笑いにはちょっとウルサイのね。」
 ほっほー、自称評論家さんですかー。これからお笑い道を突き進んで行こうと思っているワタクシにとっては、参考になりそうです。ではそのこだわりをお伺いしましょう。

 「ほらっ、関西弁ってお笑いに向いていると思うのよ。その点、関東の言葉ってお笑いに向いてないじゃない?」
 んー??言語学的立場に立った考察ですね。それで?

 「確かに無口な関西人もいるよ。内気なイタリア人もいるように…。」
 あれ?人類学?内気なイタリア人ですかぁ。そりゃ、いるでしょうが、イタリア人のお友達とかあんまりいないんで、イマイチ参考になるのかな?って感じですが。

 「でね、結局、関東のお笑いは面白くないんだもん。」
 結局ぅ?話が繋がんねぇ。

 開演の合図が場内に響き、残りの会話は聞けずじまいでした。一番面白くないのは、アンタの会話だね。

 オレの“お笑い”はこの人に通じるのか?


7月13日(日) 対戦相手:チビッコファイター
舞浜駅前
 今日も賑わっていますよ、このエリア。

 駅前には待ち合わせの人でごった返していますが、一際目立っていたのが、お母さんに連れられたひとりの男の子。朝、仮面ライダーを見てから家を出たのか、それともじっと待っている事に疲れてしまったのか、シャドーボクシングをしています。

 彼の拳の先には誰もいません。でも彼には闘う相手がしっかりと見えているようです。長引く日本経済の低迷?横綱の品格?それともクラスのいじめっ子?

 彼の動きが加速してきました。闘ううちにテンションがドンドン高まっているようです。ランナーズ・ハイならぬファイターズ・ハイでしょう。キックも繰り出しました。フランシスコ・フィリォのような切れはありませんがその一撃にはK-1出場を見据えているかのような“重み”が伝わってきます。

 彼にはインターバルもありません。戦法をチョップ主体に変えてきました。しかもお母さんの周りをグルグルと回っています。モハメド・アリの如く華麗なステップ。それは、お母さんを盾にして“見えない敵”の攻撃を避けているかのようです。戦略頭脳コンピューターは勝利への方程式を弾き出しているのです。

 試合が長引いています。と、そこで彼は大技に転じました。チョップを繰り出していた両手を横にピンと広げ、その場で自らの身体を軸にして、コマのように回りだしたのです。おお、これはガッチャマンの『科学忍法・竜巻』。捨て身の戦法!

 敵を見誤ったのか、単に目が回ったのか、竜巻チョップの一発がお母さんの腕に入りました。その瞬間、業を煮やしたお母さん、彼の後頭部に

 ペチーン!

 張り手一閃。男の子は静かになりました。ドクターストップ?いいえ、ママストップで試合終了。

 母親越えはいつの日か?


7月12日(土) 対戦相手:キオスクのおばちゃん
浦和美園駅
 浦和レッズの試合が埼玉スタジアムである日は、駅とスタジアムの間の殺風景な場所に華を添える為にピエロで出演します。これからレッズを応援しようというお客さんを応援しています。

 休憩の為、控え室のある駅に戻ると、改札を出た所にパンやペットボトルを販売している仮設の出店のおばちゃんが

 「ピエロさん?ピエロさん…でいいのよね。」
 ええ、間違ってはいませんが、解りづらいですか?

 「ちょっと何かやってよ〜。お客さんいっぱい集めて。」
 今から休憩ですがな。

 「あの、こういうの、ほら、パントマイムってヤツやってよ〜。」
 おばちゃんのマイム(壁)もなかなかのモンですよ。固定点がちょっと甘いですけど。

 「あら?あなた、お鼻の赤い部分、もっと大きくしたらいいのに。」
 この小ささが可愛さのポイント…だと自分では思ってますよ。

 「アタシの口紅、貸してあげるから。」
 いえ、勘弁して下さい。おばちゃんの唇をなぞったヤツですよねぇ。うふっ。

 そうこうしている内に、短い休憩時間はあっという間に無くなって、仕事に戻らなくてはなりません。パントマイム&ジェスチャーで時計を指差しておばちゃんに
 (もう戻らなきゃいけない時間なんで、ごめんね、行きます。)
 するとおばちゃん、

 「あら?そう。時計を取りに行くの〜。」
 伝わりませんでした。

 でもペットボトル1本貰っちゃった。


7月11日(金) 対戦相手:村上さん
豊島区役所 国保年金課
 先日の大掃除で紛失していた保険証がひょっこり出てきたんですが、期限が

 平成15年 3月31日

 とっくに切れてまして、区役所に切り替えに行ってきました。

 受付の番号札を引いて待つこと15分。呼び出されカウンターに行くと「では、こちらに来て下さいね。」と案内されたのが、

 相談室

 僕の方は相談する事など何ひとつないんですけど、向こうは相談してがってます。というのも、去年、一昨年と保険を支払ってない時期があって、今年の分は一括で払ったんですが、未納の分を払っていただけますか?言い方は柔らかいのですが、担当の村上さん(女性)の目の奥からは

 「何がなんでも獲ってやるっ!」
 意気込みアリアリです。

 あのね、払いたくない訳ではないんですよ。風邪引いた時には保険のありがたさ、身に沁みて感じて益すし。でもね、去年・一昨年と生活に苦しい時期があって…。

 「はいはい、それではこの未納分を何回でお支払い出来ますか?」
 聞いちゃくれないですね、言い訳なんぞ。村上さん、とっても建設的。過ぎた過去より明るい未来。さすが公務員。で、計画的にお支払いする事を確約してきました。仕事が出来る人ってかっこいいね。今誉めても、もう後には戻れません。支払いは決定しました。

 貰った保険証は期限が今年の9月30日。それまでにちゃんと払っていたら更新してくれるんだって。へぇ〜。

 14へぇ獲得


7月10日(木) 対戦相手:邦題
ビデオ
 普段ビデオ屋に行くと、B級映画とか邦画とかアクション物ばかり借りて話題作やロードショー物を見ないんですが、タイトルとパッケージに誘われて借りてしまいました。

 ロビン・ウィリアムズ主演 『ストーカー』

 ロビン・ウィリアムズというと、人の良いお父さん役のイメージがあって、イイ芝居して、感動の涙でスクリーンやブラウン管がにじんで見えます的なキャラです…か?僕の中のロビン・ウィリアムズ像はそうなんです。その彼がストーカー役ですよ。
 演技派だけに、狂気に満ち溢れた、今までにないキャラクターで新境地開拓か?おそらく『シャイニング』のジャックニコルソン。いや、レクター博士か?などと想像しながら、家路を急ぎます。

 で、見ました。
 結論から言うと、『ストーカー』の話じゃないねぇ、この映画。そんな場面もあるし、そう取られなくもない行動してますよ、ロビン・ウィリアムズ。でも、やっぱりイイ人でした。新境地なんか開拓してませんでした。フロンティアスピリッツのかけらもありませんでした。西部開拓時代なら彼は攻め込んだ先でインディアンと共存してますよ。ってコトはやっぱりイイ人。

 巻き戻してパッケージを見ると原題が『ONE HOUR PHOTO』
 直訳すると「一時間で出来る写真」。そのまんまです。気になる人は借りて見てみて下さい。ある意味ホッとします。

 映画会社の邦題の付け方にまんまとしてやられました。


7月9日(水) 対戦相手:客商売
季節料理 さぬきうどん『丸亀』
 遅めの昼食を取ろうと近くのうどん屋に入ったのが午後5時過ぎ。うん、充分遅いね。

 以前から興味があったこのお店は、外から一見しても小奇麗で広そうで、店の外の看板には様々なメニューが載っています。簡単に頼める麺類から刺身や季節の料理まで充実していて、飲んでよし、食べてよし。でも普段あまりお客さんが入っている所を見たことがありません。まあ、空いてると、落ち着いて食べられていいかな。

 店に入ると、1組の先客が。それ以外は好きなところ座り放題です。どこに座ろうかキョロキョロしていると、先客の1人が、
 「どこに座ってもいいんだよ。なー?」
 「そうだよ、あいてる所、全部使ってもいいからなぁ。」
 ムリですねぇ。全部使うには、首・右腕・左足とか分割しなければなりませんから。
 「あー、そうですか。ありがとうございます。」

 土建屋さん風のその団体にうながされて、一番奥の桟敷席に座りました。注文を取りに来たおばちゃんも立場が無いのか少々バツが悪そうです。きしめんを頼んでしばらくすると、

 「チャリン、チャリン。」
 「うおっしゃー!オレの勝ちっ!」
 「んにゃろー、またかよー。」

 怒号にも似た叫びは、本能剥き出しの心の声に聞こえます。

 「チャリン、チャリン。」
 「やっと来たよー。」
 「じゃあ、こ・れ・で、どうだーっ!」
 「チャリン、チャリン。」
 「はーっはっはっ。さあ、金払え。」

 チンチロリンやってました。
 おばちゃんはこの人達に声が大きいと叱ります。静かなのは30秒位で、その後はまた茶碗にサイコロが当たる音と、感情豊かな大声が響き渡ります。

 「ビール2本、持ってくよ。」
 我が家気取りですねえ、この人たち。

 味はまあまあですが、ゆっくりご飯食べる雰囲気ではありません。そりゃ空いているワケだわ。


7月8日(火) 対戦相手:内に潜む危険
ドンキホーテ
 ちょこっと前からドンキの売り場がマイナーチェンジしてまして、欲しいモノが、あれ?ないじゃん。前はココに置いてあったのに。あ、売り場があんな所に移動してる。店内地図の書き換えを余儀なくされています。

 ひと通り買い物をして、帰ろうとすると、あら?ここにも見慣れないコーナーが。健康と美容のコーナーで、色々な機材が置いてあります。おっ、体脂肪計。いっちょ闘いますか。

 電源オン!身長と体重、年齢、性別をピコピコ入力して、飛行機の操縦桿のような形の持ち手をしっかり握り、足を肩幅に開いていざスイッチオンッ!そして待つこと30秒。

 E3

 エラーですか?E3って“エ”ディー“さん”って事でもないでしょう。改めまして、スイッチオン。

 E3
 なにがダメなの?測定時に腕が下がりすぎているんでしょうか?アッタマきたー。ワンモートラィ&アームアップ。もうこれ以上失敗は出来ません。なぜなら腕がプルプルきているからです。最後の力を振り絞ってバーを握ります。

 ピピピッ!

 来た〜。3回目にして測定成功。で、画面に目を向けると

 体脂肪率27.1% 19.5kg  肥満

 どっしゃー!!肥満の宣告。そんななぁ、オマエとは会って3分ほどの仲なのに、なんでそんなにズバッっと言われなきゃいけないんだ。だいたい、オマエにオレの何がわかるってんだー。最近では糖質カットのビール(正確には発泡酒)に換えてるのを、オマエ知ってんのか〜?

 19.5kgの脂の塊を想像してみた。気持ち悪ぅ〜。明日から頑張ります。何をだろ?


7月7日(七夕) 対戦相手:無理なお願い
お飾り
 あいにくの雨ではありますが、ロマンチックな七夕です。街には色んな人の想いがつづられた短冊がシトシト降る霧雨に濡れています。

 お願いで圧倒的に多いのは
 不況が直りますように。
 宝くじが当たりますように。
 家族が健康でいられますように。

 など。うーん、皆さん考える事は同じなんですね。

 中には変わったものも。

 昼間の仕事がしたい。
 夜のご職業なんでしょうか?

 井上さんが心を入れ替えますように。
 何だかわかりませんが、とても深刻な想いが伝わってきますね。

 7月7日、晴れますように。
 残念でした。降っちゃいました。

 確変で当たりますように。  敦子
 単発でもいいじゃん!ってパチンコかよっ!

 かいじゅうになりたい。  ゆうや
 なれます、頑張れば。たぶん。

 でも、七夕とお願い事ってどんな繋がりがあるんでしょう?彦星と織姫も年に1日しか会えないんだから、他人サマのお願い事なんか聞いているヒマ無いよねぇ。

 久々で燃え上がってるハズです、お二人。


7月6日(日) 対戦相手:伸びたり巻いたりする時間
北ケーブルテレビ
 普段あまり経験出来ない、TVの仕事。しかも生放送のMCです。
 去年も一度やってまして、その時は商店街からのレポート。今回は携帯電話FOMAを使っての多地域中継番組。この試みは日本初!いいえ、世界初らしくNTT Docomoの社運がボクの、普段凝っている肩にガッシリかかっています。ひえ〜、緊張。

 朝9時に北ケーブルテレビに集合し、綿密な打ち合わせ。ボク以外。各地に飛んでFOMAでレポートする皆さんの機材チェックがメインです。
 リハーサルも綿密に、そして、こちらはどんなギャグを言うかの最終確認。テレビですからねえ、放送に相応しくない言葉とかは絶対に言えません。鶴瓶師匠くらいの勇気があれば別ですけど。

                      

 コチラは本番直前の絵。緊張感は最高潮に達します。
 「本番1分前でーす。」
 「あ、すいません、あと5分待ってもらえませんか?」
 「あはは、ムリですねぇ。」なんとか和みました?はい、本番!

 放送は台本通りに着々と進行していきますが、なんせ生放送。放送開始から15分の時点でかなり押してます。巻きのサインが入ります。一番手っ取り早く巻く為に、トークのギャグの部分をすっとばし何とか帳尻合わせ。ギャグが無いと調子がっ…。でもここは繋ぎに徹します。マリナーズ・長谷川投手の気持ちです。

 と、ここでトラブル発生!中継先からの音声が…電波…状態……画像もきれいには……はい!スタジオさん繋いでっ!
 「繋いでっ!」って言われてビビってる表情が北区一帯に映し出された事でしょう。失礼いたしました。で、コーナー繰り上げで台本の段取りがアッチ行ったりコッチ行ったり、もうカメラ目線で話す余裕がありませんでした。モニターと台本とディレクターのキューを追いかけるのに必死で、目が泳いでます。泳ぎ方はおそらくへなちょこのイヌカキです。

 まあ後はなんとか繋いでつないで、無事放送終了。気が抜けない2時間、精も魂も尽き果てました。皆さん本当にお疲れ様でした。また来年お願いしますね。

 2時間1本勝負 再放送はありません。


7月5日(土) 対戦相手:A定食
舞浜
 舞浜の仕事先には社員食堂が完備していまして、どれもが安いのでお昼時には混雑していますし、本番などで遅い食事になる時には、売り切れ商品が出たりします。

 今日はダブルヘッダー。1本目の終わりが14時半過ぎ。2本目の始まりが17時前。この時間に食べないとヘロヘロで2本目に突入してしまうので、しっかり食べなくてはなりません。でも動く前はあまりガッツリ食べると胃が重くなるので、パスタがお薦め。とクロマティが昔言っていたのを真に受けて、パスタにしーようっと。

 パスタ売り切れ。

 そうですか。じゃあ、ご飯物にしましょう。ほほーっ、今日のA定食は『豚肉トポテトの辛味炒め定食』。んー、美味しそうですね、じゃあコレ。
 揚げたポテトと豚肉が中華風の味のあんかけで絡めてあるおかずに、ライスと味噌汁、お漬物。いっただっきまーす。おかずの皿を箸で探ってみると、おそらく切り落としと思われる、薄〜い豚肉が

 3枚のみ。

 これじゃ、豚肉に入っている、夏バテ防止に利くビタミンBも力出しようも無いよねえ。3切れだし。ペラペラだし。豚肉のこの少なさを見て、少々夏バテ気分。

 290円だから、まっ、いいか。
 今日の藤原クン
 腹筋を6つに割る計画実行中。最近お酒のあとのラーメンを控えているとのこと。ラーメンやめる前にお酒の量を減らそうよ。


7月4日(金) 対戦相手:閑古鳥
丸の内
 『ヘブンアーティスト in 丸の内』の日。気合入れて行きましたよっ。

 普段なら飲み物なんかは現地調達ですが、なんせ行きなれない土地・丸の内。コンビニとかあるの?コンクリートジャングルのイメージしかないので、ペットボトルやウイダーinゼリーなどを買い込み準備万端、いざしゅっぱーつ!

 東京駅について待ち合わせ場所に向かう途中にありました、コンビニ。けっ!
 待ち合わせの新大手町ビルにはこんなチラシが。

      オモテ     ウラ→拡大

 ほほー、私の出演場所はココなんですか〜、今知りました。なんか東京駅より北のポイントの方が賑わっていてお客さん多そうですよね。でも、前回の観客動員は12000人だそうです。大丈夫っ!賑わっている事でしょう。

 丸の内と言えばやはりサラリーマン。で、働いている大人にターゲットを絞ったネタも用意して臨みましたよ。例えばディアボロを使った『株価上昇』とか『工作船の観音開き』、あとパネルを使った『電気予報』ですとかね。

 さて、いざ本番。

               

 人……いません。
 そりゃそうでしょう。平日、しかも貴重なお昼休みの時間。飯喰うのだって戦争なんだっ、こちとら。OLさん達は紫外線キッツイのに外出てらんないっ!って事なんでしょう。

 最初はさぐりながら演ってましたが、やっぱり集まりません。どうにもラチがあかなくて、そのうち僕の中で何かが弾けました。ピッキーン!その後は妙なテンションで演り続けましたが、自分では楽しかったですよ、いつもと違うハイな状態で、段取りとかもムチャクチャでしたが。

 終了後、場所を貸してくれた三菱地所の方が、見てくれたお客さん数人にアンケートを取っていました。その中の一人が、
 「場所が悪いっスよ。」
 「いーえ、ボクの力不足です。」
 「また、来て下さいね。」
 「そうですね。次回のチラシにボクの名前が載ってない場合は、逃げたと思って下さい。」
 「でも、ここで人集められたら、違う場所だったら6億人位集められますよ。」

 6億人ですかぁ。地盤沈下起こりますよねぇ。でも演ってみたいね。

 45分1本勝負 投げ銭 100円7枚と10円1枚。計710円
 サラリーマンの財布も厳しいんだね。


7月3日(木) 対戦相手:失せ物
マイルーム
 7月から年末の話をしますが、年末と言えば「大掃除」ですよね。
 で、「大掃除」は年に1回で良いのかという疑問にブチ当たりまして(というか、あまりにも散らかってるので)、満を持して室内の粛清をしてみました。

 要らないモノを捨てて、普段あまり気にしない電気の傘なんか拭いて、ホットカーペットなんか仕舞って(出しすぎっ!)、マジックリンはシューシュー大活躍でした。

 そうすると、無くなってるモノがひょっこり顔を出したりして。うおっ!お気に入りのリストバンド、こんな所にあったのね〜。うわっ、懐かしい〜。以前行方不明になって捜索打ち切りになった御香のビン。もちろんビンの周りには埃ビッシリ。
 ありゃ?そういえば、保険証ドコ行った?別に病気になった訳でもないしすぐには使わないんだけど、無いと困るよね〜。んー、まあ、病気になった時に探せばいいかっ。

 で、大概の場所は手を入れてみましたが、やっぱりネックは換気扇の油ヨゴレでしょう。油+埃。見る限り結構手強そうです。黒い汁がいまにも滴り落ちそうで…。

 やめっ!

 今日はホント良く頑張りました、オレ。換気扇は特別に時間を設けて本腰を入れてやるつもりですから、今日は勘弁して下さい。

 年末とかにね。


7月2日(水) 対戦相手:食べる人
西池袋食堂
 こう見えて(どう見えてますか?)自炊なんかしたりしちゃったりして…←広川太一郎風。

 この季節はさすがに台所で火を扱うのがツラいですね。換気扇ローリングしっぱなしでも台所の温度はグングン上昇していき、一品出来上がる前には汗ダクっでさ〜。そんな汗ダクさが嫌で、定食屋へGO!です。ただ面倒なだけか。

 徒歩4分のこの定食屋、なかなか小奇麗で種類も豊富。昔ながらの定食屋のスタイルで一品、一鉢ごとチョイス出来るのが嬉しいんです。金が無い場合、ご飯小サイズ100円+鉢物一品100円での計200円過ごせます。過ごせませんけど、実際には。

 客層も広く、近所の子供連れ家族。学生(制服着用)。肉体労働の方(オレも含めて)。外国人さん。社長とパトロン風カップル。

 外人さん(女性。アジア圏。日本語は話せる様子)が向かいのテーブルに座ってまして、ビールに始まり、何とかサワー、料理はおつまみ代わりに何品も。だいたいあーいう所って自分の使えるスペースは、座っている席の分(プラス、使ったとしてその奥)ですが、その女性はおかずで左右両隣&奥で椅子6個分の一大エリアを建築。まさに大東亜共栄圏でした。

 しかも店員さんに
 「オネーサーン!コレね、トッテモ美味しかったからオミヤゲに持ってカエリタイんダケド…。」
 
 ん〜、間違えてます。

 何が間違いかって、その女性が呼んだ店員さんはどう見積もっても『お姉さん』ではなく『おばあちゃん』でした。人を見る目無し。もしくは正しい日本語が使えてませんね。

 お会計4千ナンボ。買いっぷりは豪快。日本人離れしてます。


7月1日(火) 対戦相手:豊島区清掃局の陰謀
アパート前
 日々生活してますと、必ずゴミは出てくる訳でして、火曜日は瓶や缶などの資源回収の日です。

 豊島区は分別が細かく、資源回収も多岐にわたるんですが、この日は瓶・缶・ペットボトルとダンボールの日。ダンボールは縛って収集所にボーンと放り出しておけば良いのですが、瓶・缶・ペットボトルは専用のコンテナ(プラスチック製の折りたためる箱)が置いてあって、そこにボボーンっと入れておけば無事回収してくれる算段です。

 コンテナは色分けしてあって、缶が青。瓶が黄色。ペットボトルが緑。お子様にもわかりやすい配慮ですね、さすが豊島区。で、今朝眠気まなこで収集所に向かうとコンテナが

 青、緑、青

 瓶、捨てる所、無いよねぇ。色盲かと思い何度も目をこすりましたが、黄色にはなりませんよ、やっぱり。500メートルほど離れた収集所には黄色のコンテナが見えているのに。
 投げようか?でも遠投に自信が無いし、投げる→入らない→割れる→片付けが大変。もしくは投げる→通行人に当たる→傷害罪で逮捕→起訴猶予→保釈。ん〜、やりきれない。自分の無力さを感じながら立ち尽くしました。青に瓶を入れるのも気が引けて、お持ち帰りしました。

 また2週間このまま。