ロッカールーム

バックホームッ!

過去の試合内容
7.16〜7.31


7月31日(木・曇りにも飽きました) 対戦相手:クジ
セブンイレブン
 700円以上の買い物をするとラッキーくじが1枚引ける事を以前お伝えしましたが、今日も1枚引いてきました。

 今までの対戦成績は2枚引いて、1勝1敗。1敗は3枚集めると「何か当たるかも知れない」応募券。で、勝ちの方は1リットルのウーロン茶。こりゃ完全に勝ちでしょう。この時期お茶の使用頻度は高いですから、重宝しました。もう飲み干しましたけど。

 この日もクジを引けるだけの買い物をしてしまいました。でも急いでいて、正直クジなんて“どーでもイイ”状態だったんですよ。自分の思考の中では、

 「あちゃー、ロスタイム!」
くらいの軽い気持ちでした。そしたらなんと、

 リポビタンD もしくは ファイブミニ

 当たっちゃったよー。え?あそこのケースから持ってくるの?オレ様が?時間ないんだけど…。

 カードに付いているバーコードを「ピッ!」。ファイブミニのバーコードを「ピッ!」。ありがとうございました。

 3戦2勝! たった百数十円なんですけどね。


7月30日(水・曇りのち曇り) 対戦相手:ウルトラマン
池袋サンシャイン
 夏休み真っ只中!世のお母さんは大変でしょうね。サンシャイン通りは今日もジャリンコで湧きかえっています。

 サンシャインでは現在様々な催し物が行われていて、今日は噴水広場で中西圭三のミニライブ。明日から3日間は盆踊り大会。サンシャイン劇場では夏休みの定番『セーラームーン』。ナンジャタウンにはアイスのテーマパークがオープン。
 そんな中、これも定番『ウルトラマンフェスティバル』の宣伝のために、巨大なウルトラマンコスモスがお目見えしました。

                          
                         ちょっぴり前が膨らんでいます。

 子供達はコスモスの足元で寝そべってみたり、警備員さんに注意されてみたり楽しそうです。大人でも興味深く見ていきます。カメラや携帯で記念撮影する人も多くいます。そんな中、

                     

 本物のウルトラマンが登場しました。ギャル風おねえちゃんを連れて、コスモスの写真を撮ります。ちょっぴりダークなウルトラマンですね。

 3分後には消えていました。シュワッ!


7月29日(火・曇りっ放し、夜、雨) 対戦相手:えび
サンシャイン通り・テアトルダイヤ
 映画『えびボクサー』を見てきました。

 師匠・松元ヒロさんのライブの稽古を、池袋に稽古場を取り9月上旬の本番に向けてネタ作りに勤しんでいる最中ですが、稽古前にヒロさんからメールが届きました。

ピロピロローン
 『えびボクサー』という映画が渋谷でやってるんだけど、稽古早めに切り上げてレイトショーで見に行かない?
返信
 池袋でもやっていたはずなので、調べておきます。是非行きましょう。

 稽古場到着17時半。レイトショーが21時30分から。稽古をみっちりやっても充分間に合います。するとヒロさん、

 「もう一本早いヤツにしようか?明日、中津だし。」
 「そうですか、そしたら、19時くらいからがあったと思いますんで、それにしましょうか。」

 稽古場を18時45分には出ました。早いね、今日の稽古は。

 タイトルからご想像いただけるとは思いますが、この映画、B級通り越してC級です。都内では渋谷と池袋の2軒でしか上映していません。来る人は来るが、知らない人は全く知らない。だから映画館も興行主も宣伝活動に必死です。映画館の入口には“こんな事をすれば割引で入れます!”という表示が。

 マイグローブ持参の方
 ボクシンググローブでしょう。野球のグローブでも良いんでしょうか?
 お名前に「えび」とつく方
 例えば「なりんのすけ」さんとかね。
 「えび」とつく地名におすまいの方
 恵比寿とか海老名だそうで、免許証提示します。
 えび同伴の方
 エビフライとか生のエビとか。かっぱえびせんもあり?
 
 そして見ました。感想は…イイ映画でしたよ。派手さもなく、展開もじんわりしてましたけど。一言でいうと「イギリス映画」ですね。あとはご自分の目で確認してください。

                    
                      えびボクサーの看板から顔が出せます。
 見終わって、ヒロさんと一杯飲みました。

 「車エビのセイロ蒸し下さい。」


7月28日(月・やっぱり曇り) 対戦相手:梅雨明け宣言
PAL−FMスタジオ
 月に一度の僕にとっての魂の解放時間、ラジオの日です。どなたか聴いてますか?

 パーソナリティーの「ち〜ちゃん」こと、よしざわちづるさんは、いつもは自分のコーナーと、あとは北区のニュースや天気予報を担当するのですが、この日はプロデューサー兼音響オペレーターの大井さんの体調が良くないらしく、代わってち〜ちゃんがオペレーションも担当しました。

 自分の番組をオペとともに終え、さらに2番組のオペで、追い討ちに天気予報のコーナーまで抱え込んだち〜ちゃんは、放送終了間際にはフラフラです。いつもならスタジオに設置してあるコンピューターで天気を調べ、何を話すか整頓してマイクに向かうのに、今日は音響卓の前から離れられず、天気も自分の携帯サイトで調べて予報しました。

 「えーと、関東地方、明日は曇りでしょう。で、えーと、梅雨明けしたにもかかわらず、まだまだ寒い日が…。」
あれっ?まだ梅雨明け宣言してないよねえ。え?放送前に大井さんがそう言ったって。王子一丁目だけ?明けたのは。

 「そうですか、じゃあ、まだ明けてないようなので、この辺の皆さんは…。」

 その間スタジオにいる人間総出でパソコンに向かって情報収集です。

 「天気予報…あった。梅雨、空けました!」
それを聞いてち〜ちゃんは
 「関東地方も梅雨明けしました。やっと夏本番ですね。」

 でも、その開いていたサイトのページが東海地方の梅雨明けだった事に気付いてスタッフ、
 「すいません、東海地方でした。」
 ち〜ちゃん、
 「やっぱり梅雨明けしてません。すいません。」
スタジオ騒然。何とか繋ぐのに必死なち〜ちゃんからでた言葉

 「梅雨明けはニュースで調べて下さいね。」

 そりゃそうだ。でも天気予報の意味ないよねぇ。


7月27日(日・曇ったり晴れたり) 対戦相手:高音
池袋西口カラオケ747
 書き込みをしてくれている“コメ3”さんの栄転祝いで飲みました。久々に朝まで『オール』?行きましたね。

 一次会は終電間際で開き、次の日仕事のある方はそこでさよーならー。行ける人はカラオケに!という展開は実に何年ぶりでしょう、ボク自身。さーて何歌おうかな。

 勿論最初に入れるのは世良正則の“宿無し”。これで口角を開き、次の楽曲に備える、いわばウォーミングアップソングです。あとは、“蝋人形の館”でしょ、“愛のメモリー”でしょ、夏気分を味わう為にTUBEでしょ、それから、郷ひろみ、沢田研二、ちょっと寄り道してデビルマン。で、戻ってきて“あの鐘を鳴らすのはあなた”。シブガキ隊とか安全地帯も演りました。

 ぜーんぶ昔の曲ばっかり。

 最近の曲って聴くけど歌いたいモノが無くって、そうするとどうしても自分の青春時代の曲になってしまうんです。だから、若い人達とカラオケに行くと自分の技が通用しない気がして、幸いにも今回の面子は年寄りばっかりなので、気持ちよく歌えました。GOODJOB!

 明け方の絶叫ソングは後頭部と頚椎が痛いね。身体に悪いよ絶対。 


7月26日(土・梅雨明け) 対戦相手:花火
磐田・JT東海工場
 静岡で仕事です。
 東京駅は曇り。新富士あたりで大雨が降っていましたが、掛川で下りたら晴天です。この日静岡では梅雨明け宣言したそうです。

 JTの工場での納涼夏祭りで呼ばれたんですが、他に出演がものまねの「セニョール玉置」さん。開会の挨拶に続いて餅巻き大会。で、楽しいピエロのジャグリングショー(つまりワタクシ)があって、ものまねコンサートと進行していきます。

 打ち合わせの際に、煙草吸ってもいいですか?という質問が出て現場担当の方が
 「どうぞどうぞ、なんたってJTですから。なんなら、煙草吸いながらショー演ります?」
 無理ですねえ、一応、夢と希望(あと、小ギャグも)を与えるピエロなんで…。

 控え室に戻り一服しましたが、セニョールさんの吸っている煙草が『中国海』。僕が『キャメル』。どっちもJTじゃないよねえ。

 ステージカーが舞台で、その前にスペースがあり、その先に客席があるんですけど、ステージに立つとお客さんまでの結構距離があります。遠いです。ショーをやっていても盛り上がってるんだかいないんだか、判断が難しいです。

 セニョールさんも同じ感想でした。でも客席でセニョールさんのショーを見ている限りでは、お客さん、喜んでるんですよねぇ。

                     
                         セニョールさんのステージです。

 つつがなく、ショーも終わり、最後の目玉イベントが“花火”です。打ち上げる数は多くないんですが、間近で見るのは初めてでものすごい迫力でした。
 お客さん、今日一番盛り上がってました。

 試合に勝って、花火に負けて。


7月25日(金・曇りのち豪雨) 対戦相手:ものぐさな駅員
JR池袋駅
 スイカの季節ですが、suicaを使っています。suicaとはJRの改札をスイスイ通れるカードだから“スイカ”というネーミングだそうで、名前のわりには子供やお年寄りが前にいると
 ビーッ、バタン!
 となってスイスイ通れ無い事の方が多かったりします。

 チャージといってお金が溜められる(実際には先払いなだけで、別に利子など付いたりしませんが…)のと、領収書が貰えるのが強みで、いつの間にかsuica愛用者になってました。

 今日、新宿に行くのにチャージしてから改札に臨もうと券売機に対面して、いざチャージ。1万円札を投入後、3000円チャージを選んで、領収書ボタンを押して、出てきたカード&領収書を手にして待っていると、

 ピーーーッ!「シバラクオマチクダサイ。」券売機の声って案外高いのね。

 待つ事2分。券売機の横の窓(こんな所に窓がっ?っていうほど普段は目立たない窓ですが。)が空いて駅員さんが
 「どうかしましたか?」

 どうかしましたか?って言われてもオマチクダサイって言われたから待ってるんで、こっちが聴きたいわ、どうかしましたか?って。
 券売機の表示を見て、お釣りが切れているらしい事を伝えると、駅員、
 「お待ち下さい。」窓バタン。

 待つ事2分。駅員来ないなあと待っていると、窓がバタン。
 「チャージですよね。いくら入れました?」

 オマエ、こっち来て見てみろよ、券売機の表示をさぁ。なんで窓から首だけ出してるんだよっ。それがまたマヌケで怒りと面白さが混在してます。

 「じゃあ、カード貸してください。」バタン。待つ事2分。
 「チャージですね。確認しました。」

 だからさぁ、そう言ってんじゃん。出て来て見たらすぐに解るでしょ?

 「じゃあ、7000円のおつりですね。お確かめ下さい。1、2、3、4…」
 最後まで小さな窓から、窮屈そうに業務をこなしてました。

 関係ないけど、朝、スイカの夢見た。起きたらヨダレ出てました。


7月24日(木・曇り) 対戦相手:高速スピン
我が家
 またまた我が家に、新型兵器が導入されました。これでまた一歩、快適ライフに近づきました。

 その新アイテムとは『電動歯ブラシ』です。
 歯磨きなんざぁ、丁寧に愛情込めて一本30回ブラッシングすりゃ白い歯でいられるだろうという考えでしたが、だいたい、歯一本に対し30回のブラッシングなんかしませんね。そんなご丁寧な性格でもありませんし、ベロベロに酔っ払った時には歯を磨かずに寝る事だってあります。

 歯の黄ばみや歯の裏に付いているヤニがあ気になり始めてもう数年。やっと重い腰を上げて意識改革、構造改革に踏み切りました。

 で、使ってみるとイイんですよ、これが。“磨いたっ!”て気分です。“磨いた”っていうより“削った”ような感触です。磨き終わりの爽快感もさる事ながら、歯のツルツル感が持続するんですよ。食べるものも煙草も味が変わっています。美味しく感じます。単純思考です。でも単純に歯垢も落ちています。

 歯磨き粉を少量ブラシの上に乗せて、最初普通に磨くようにまんべんなく歯磨き粉を口の中に広げます。そしてスイッチオン!歯と歯茎の間にブラシを当てて歯先の方にゆっくり移動していきます。たまに歯茎に当てると振動が頭蓋骨まで響いて違った意味で気持ちいいです。

 前歯から奥歯、上から下としっかりブラシを当てて、終了。口の中に溜まった唾液が口の端からこぼれないように気をつけて、歯ブラシを口から出すと、

 ウィ〜ッ、ピシャピシャピシャッ。

 歯磨き粉2・唾液8の割合で出来た混合液体が、ブラシの回転の勢いでそこかしこに飛び散りました。

 回転止めてから出しましょう。


7月23日(水・曇りのち豪雨) 対戦相手:船酔い
ホテルミラコスタ
 センチュリー21の納涼家族祭りにピエロ出演。出席予定人数700名のパーティにどう挑むのか、オレ?

 いつも披露宴の仕事でここに来る時は、裏から入って裏から出ていく生活を余儀なくされていますが、今日は別ルートでの仕事発注。いつもとは違った気分で舞浜駅までのお迎えの車に乗り込み、意気揚揚。人生初!正面から堂々のゲートイン!!かと思いきや、やっぱり裏から入りました。ありゃ?

 ピエロ業務は、メインディッシュにもなれば、前菜にもなります。で、今日は前菜でした。お客さんが受付、入場する際にウエルカムをして、食事中にグリーティング。皆さん、お食事に夢中ですから、チキンに食いついてもピエロにはあまり食いつきませんね。それでもこじんまりとパフォーマンスをし、ターイムアーップ!一旦、控え室に。

 こじんまりと、しかし、汗ダクな前菜の後は、バンド演奏。さしずめこちらはパンとかパスタでしょう。そして、いよいよ、メインディッシュの始まりです。
 5人(5匹?5体?)のキャラクターのホテル限定、尚且つ、企業イベント専用の、今日初お目見えのショーです。って事は、今日この瞬間を逃したら、次いつ見れるか保証はありません。

 代理店の担当者さん、そして現場の知り合いのスタッフさんに
 「どうしても見たいんですけど。ダメですかねえ?」
 「そうですね、ピエロのままだと、キャラがぶつかって演出上の妨げになるので難しいですねぇ。」
 「後ろの方で邪魔しませんから。」
 「ん〜、やっぱり難しいでしょう。」
 「じゃあ、メイク落としてスーツ姿なら見れますか?」
 「スーツなら大丈夫でしょう。持ってるんですか?」

 持っていきましたよ、スーツ。そんな事もあろうと思ってね。だから衣装+スーツ&革靴で、今日はいつもより荷物が倍多いんですよ。この心意気、買ってくれません?見ていいですか?

 「最後にお客さんの送り出しがありますから、メイク落とさないで下さいね。でも、事務所のモニターでなら見れますよ。」

 階段を2つ上がって案内された事務所に到着するとショーが始まったばかりでした。ラッキー!

 でもこのモニター、固定じゃないんですよ。部屋全体が見渡せるように、右から左、左から右に200度くらいの角度でパーンしています。扇風機の首振り機能みたいに。だから、おそらく固定してあれば正面に位置するステージが見れるのは一瞬で、あとは舞台の上手・下手のパテーションしか見えません。

 見せ場(であるだろう)イリュージョンマジックや、特効さんの腕の見せ所であるリボンがパアーンッ!って飛び出す大砲も見過ごしました。その瞬間モニターには前方で踊る子供を尻目に後ろでガブ飲みしているお父さんの姿でした。

 約20分のショーが終わり、モニターから目を離すと、目の前がグワングワン。軽い船酔い状態。そして、軽い気持ち悪さと戦いながら笑顔でお客さんの見送りをしました。うぷっ。

 このショー、20分でおいくらでしょう?世界まるごとハウマッチ?


7月22日(火・曇り一時晴れ) 対戦相手:コンビニ店員/ひらさわさん
セブンイレブン
 今、セブンイレブンではキャンペーン実施中!700円以上商品を買うと一枚クジが引けるんだよ。

 この店のコンビニ店員・ひらさわさんは上のような説明を、とても機械的にしゃべります。クジの入った箱をドーンとレジカウンターの上に置き、
 「700円以上オ買イ上ゲノ方ニハくじヲ一枚オ引キイタダイテマス。一枚ドウゾ。」

 その言葉には抑揚も気持ちも入っておらず、一瞬何を言われたのか解らない程、音が流れていきます。僕の前に並んでいたお客さん2組に対する説明を聞いて、ようやく彼が何を言っているか理解できました。

 前のお客さんは慣れているのか、それとも彼の説明を瞬時に理解したのか、クジを一枚引き、彼に提示します。どうやら“はずれ”のようでした。するとひらさわさんは、はずしたお客さんに言葉を浴びせます。

 「応募券デシタ。応募券ハ3枚集メルト、何カ当タルカモシレマセン。」

 何か当たるかもしれませんって…コラー!そりゃそうだろっ!可能性の問題で言えばオマエの言っている事は間違っちゃいないさ。でもその無責任さがアッタマ来た。こうなったら唯一の抵抗手段として、応募券3枚集めて、送らないでやろうか?

 421円分の買い物。クジも引かせて貰えませんでした。


7月21日(海の日・曇り時々晴れ間) 対戦相手:退けない頑固さ
舞浜駅前
 『健康増進法』の影響で、街から灰皿の姿が消えていますが、ここ舞浜駅にもその波は押し寄せていました。

 改札を出てすぐの灰皿にはフタがして、尚且つそのフタを外して吸殻が入れられないようにガムテープ処理まで施されています。ご丁寧に“利用できません”の文字を添えて。

                         

 昔からこの灰皿の存在を知る人にとっては、ここは待ち合わせにもわかり易い場所で、しかも喫煙可能のオアシスでした。だから灰皿がこんな状態になっても、人がこの周りに集まってきます。
 勿論煙草を吸う人もいます。持参のポケット灰皿に捨てる人もいれば、この、今や何の役に立っているのか解らないオブジェの天井にこすりつけて火を消す人もいます。

 このオブジェの周りには吸殻だけではなく、空き缶や他のゴミが集まってきます。昔は人が集まり、今はゴミの待ち合わせ場所になりました。時々、清掃の人が、おそらく定期的にやって来て、このオブジェの周辺を綺麗に掃除していきます。

 ってか、これ、退ければいいじゃん。

 健康増進法は時に、脳みそに不健康


7月20日(元海の日・曇り) 対戦相手:盆踊り2
池袋本町公園
 昨日の「お子様に申し上げます。本日のお子様タイムはありません。明日また来て下さいね。」という“お子様タイム”が、どうしても気になって、今日も見てきてしまいました。

 昨日はなぜ無かったのかというと、国会議員、都議会議員、区議会議員のセンセイ方がご挨拶をし、地域の皆さんのおかげです、とか、不況に商店街一帯となって、とか、夏休みでお子さんに危険の無い生活を、とか、オレでも考えつきそうなオコトバで時間を費やしてしまったからです。
 すなわち、“お子様タイム”は政治活動の犠牲となってしまったのでした。

 で、昨日のセンセイ達の挨拶した時間帯に、公園に行ってみると、ドッヒャー!?これが“お子様タイム”?

 町会のお姉さま方が踊るやぐらの上に子供がゾロゾロ。子供達にも踊ってもらおうという企画なんでしょうが、誰も踊っていねえ〜。

 子供は普段上がれないやぐらの高さに興奮し、親はそのはしゃぎっぷりをビデオに記録し、その間『大東京音頭』が♪月が出た出た、月が出た、ア、ヨイヨイ♪をリフレインして無秩序な空間が出来上がっておりました。

 踊ってる?それとも踊らされてる?心は躍ってますよ、オレ。
 ちなみにレインボーブリッジは封鎖できないそうです。


7月19日(夏休み初日・曇り) 対戦相手:盆踊り
池袋本町公園
 昨日から、徒歩1分の公園では盆踊りが行われています。窓から太鼓の音が響き、夏の訪れを誘っているかのようです。

 まあ、人が多い事。主役は“踊り子”の各町会のおばさま方ですが、テントの下で酒を酌み交わす商店街の方たち。パトロールするPTA。デジビデを回す近所の家族連れ。出店に集まる小学生。踊らずに公園でたむろする中学生&高校生。
 仕事以外でお祭や盆踊りに来たのは久々なんで、嬉しくなりますね、この雰囲気。

 掛かる曲は「おみこし音頭」とか「さわやか音頭」などというタイトルが多く、作詞作曲者の捻りの無さを感じます。まあ、「ゲラッパ・ゲロンダウン音頭」とか付けても踊りにくいか。

 しばらく見ていると法則がわかりました。各町会がやぐらの上で一曲を2回リフレインで踊り、次の町会にやぐらを明渡す。で、MCのおばちゃんが
 「中央町会のお姉さま方、ありがとうございました。」などと、入れ替えを指示します。

      
                         おねーさまって言いますけど、どう見てもおばちゃんです
 
 このMC担当のおばちゃんが、とても味があって、素人しゃべりなんですが、飾らない分、あったかいんですね。

 「お子様に申し上げます。本日のお子様タイムはありません。明日また来て下さいね。」
 お子様タイムって何?しかも、楽しみに来ていた子供に、「明日来い」などという情け容赦ない言葉。また、落し物の案内では、
 「現金で、1000円が届いています。名前は書いてません。」

 “お姉さま方”は何時間でも楽しそうに踊るんですが、子供は出店でおもちゃやジャンクフードを堪能した後は、もう飽き飽きして、走り回ったり、ウルトラマンごっこしたり、独自の盆踊り文化を展開しておりました。

           

 そんな、子供さんが飽きない為に、パフォーマンス呼ぶというのはいかがでしょう。今なら交通費はサービスしておきますから。

 2時間半があっという間。楽しいね。


7月18日(金) 対戦相手:ばあちゃんプラス1
我がアパート界隈
 夕方、家の敷地を出ると、階下の「大家さんのお母さん」=おばあちゃんと、別の近所のおばあちゃんが話し込んでいる場面に遭遇していまいました。ご挨拶もそこそこに立ち去ろうとしましたが……捕まっちゃいました。

 まずは大家ばあちゃんから近所ばあちゃんに僕の他己紹介。
 大 「この人ねぇ、私のアパートの上に住んでいる、佐藤さん。」
 近 「あら、そうなのぉ?」
 大 「でね、この人、アナウンサーとかやっているのよ。」
 やってませんねえ、全然。何をどう間違えたかアナウンサーになってしまいました。

 大 「この人ねぇ、すごく真面目なんですよ。」
 近 「そうね、真面目が一番よねえ。」
 はい。真面目にフマジメな事やってます。

 近 「しかしお若いわよねぇ。」
 大 「佐藤さん、もうすぐ4になるんだっけ?」
 「いいえ、まだ2です。32歳です。」
 大 「あら、そう。まだ24かと思ってたわ。」
 うえぇ?10歳近く外れてますよ。しかも24限定なんですね。まあ、僕もお年を召した方の年齢とかさっぱり解りませんから、気持ちはわかりますが。

 大 「この人ねぇ、引越しの時にも大勢お友達がガステーブル持ってきてくれたりして…。」
 大勢の友達がガステーブル?ガステーブルは1個しか使いませんね、我が家では。私の歴史が書き換えられたのかと思いました。っていうか、そんな事実、ないよ。

 立ち話40分コース


7月17日(木) 対戦相手:酔っ払ウィ〜
池袋・西口
 不景気不景気と口がす〜っぱくなる程言われても、いつも賑わっています、木曜日の夜の池袋。

 池袋西口公園(いわゆるI.W.G.P)にはアンプを持ち込んで歌っているミュージシャンが結構多いのですが、駅前にもいました。アンプを使うとすぐに警官が、すずめのおやどの店員のように飛んでくるので(あ、南阿佐ヶ谷店の店員は飛んできませんでした。)、駅前はアンプラグダーが多いんですけど、兄ちゃん、勝負掛けてるねぇ。

 で、結構人が集まってきて、そこそこ盛り上がっています。バラードにうっとりして、
 「あたしって、こんな小さな事で悩んでたんだぁ。クヨクヨすんな、アタシ!明日もガンバッ!」(勝手な想像です)みたいな女性も聞きほれています。
 
 そこへ、ベロベロに酔ったサラリーマン風の男性登場。千鳥足で人だかりに近寄って行きますが、真っ直ぐ歩けてません。ジャッキー・チェン先生の『酔拳スクール』なるものがあったなら、おそらく主席で卒業できる程、酔っ払ってます。
 ダブルのスーツなんですが、社会の窓が8割開いてます。しかも、その窓からはピンクのシャツがこんにちは!しています。大人の威厳とか一切感じられません。子供に
 「将来、大きくなったらどんな大人になりたい?」って聴いても、「こんな酔っ払い。」って答える子供がいたら、親に代わって俺がしつけるね。もっとひどくなるかもしんないけど。

 で、そのおじさん、まずは聞きほれている女性にアプローチ。アンプに負けない位の大声ですが、内容は支離滅裂なのか、女性は即座に逃げました。
 次に、おじさん、ミュージシャンになにやら話し掛け、励ましているのか、グチをこぼしているのか解りませんが、ギターケースに

 カーッ、ペッ!

 その場の空気が一気に冷めていく瞬間でした。唾はケースをそれて、豊島区清掃局員の仕事がひとつ増えた瞬間でもありました。
 で、周りのお客の視線なんぞ全く気にせず、おじさん、そのままタクシー乗り場に。タクシーにもカーッ、ペッ!してました。

 ある意味幸せな生き方…なの?


7月16日(水) 対戦相手:ベビーカー軍団
渋谷駅
 JRから東横線に乗り換えて、発車間際の特急の最後尾に乗り込みました。あれ?特急って別料金掛からないんだよねぇ?

 最後尾の車掌さんに一番近い、広くなっているスペースに自分の立ち位置を確保し、すでに自分のポジションをキープしていた隣の男性客に荷物がぶつからないか遠慮しつつ、背後に車掌さんの熱い視線を感じながら(自信過剰!)発車を待っていると、ベビーカーを押したお母さん2人が駆け込んできました。

 お母さんたちは、ベビーカーという大きくて場所を取るマシーンを、ゆったりとした空間に置いておきたかったんでしょう。僕の荷物を避け、隣の男性の方にズリズリと歩み寄り、その人のテリトリーを侵食していきました。窮屈に感じたんでしょう、間もなく男性は自分の場所を放棄し、車外に出て、違う居場所を求めて桜木町方向に走っていきました。

 闘わなきゃ、現実と!
 僕の中の役所広司は彼の頭にではなく、逃げ腰の態度にそう叫んでいました。

 発車直前、何人かの乗客が駆け込んで、僕がマーキングしたテリトリーは無情にも攻め込まれ、気が付いたら、僕がベビーカーに囲まれる形になっていました。狭え〜。逃げ出してえ〜。

 でも、しっかりと闘いましたよ。中目黒(つまり一駅分)まで。ずっと車掌の方見てたけど…。

 進行方向と逆向いて電車乗ると、酔うよ。