ロッカールーム

バックホームッ!

過去の試合内容
8.16〜8.31


8月31日(夏休み最終日・良い感じの曇り) 対戦相手:日差しと浜風
葛西臨海公園
 なんとか天気も持ちこたえるどころか、晴れ&日焼けの最高のコンディションで、夏休み最後の日をヘブン活動で飾りました。

 11時スタートは展望レストハウス前。でも、お客さん、いないねぇ。みんな宿題に追われてる?

 居たのは子供を連れたお父さん、計2人。でもせっかく見てくれてるから、オッケー演りましょ。で、約10分で終了!するとお父さん、なんと千円札を一枚取り出し手渡してくれました。
 10分で千円。時給換算すると、なんと時給6000円。渋谷で女子小学生が、おじさんとお茶するだけのバイト1時間5000円(平均)よりも効率的です。幸先イイねぇ。

 でもその後は、人が立ち止まりません。楽しくも厳しい時間帯が続きます。

 ボーイスカウトの一団が集まるも、やれもっと面白い事やれ!だの、終わった後道具をいじりまくるの、勘弁してくれぃ。しかも引率の先生(リーダー?)が写真撮ってて、やりたい放題のボーイ達に対して注意しねえんだ、これが。で、そのカメラに向かってVサインすると、

 「子供達を撮ってますから。」
 なんじゃ、そりゃ。勿論、只見。

 おじさんおばさんの団体は
 「日差しが強いから帰るね〜。」
 などと、訳ワカラン論理で、投げ銭をGETするにいたらず、途中で帰ってしまいます。

 場所を、観覧車前に移して後半戦出発〜!こっちはコンスタンチン君、いえ、コンスタントに人がいます。

                         

 色々と試したい事も出来たし、いっぱいの人に見てもらったし、笑ってもらったし、良かったよかった。朝からお付き合いしてくれた、だいふくさん、光代ちゃん、祐子さん&犬のミカちゃん。お疲れ様でした。日焼けした肌は早めに手を打たないと大変な事になっちゃうよ。

 7ステージ 13135演+飴2個と500円分のマックカード
 夏休み最後にグッドジョブ!


8月30日(土・曇り) 対戦相手:名前
大宮
 大宮の結婚式場でピエロです。普段は一人で演るんですが、今日は新人さんの研修も兼ねてピエロ二人体制です。

 新人さんの名前は「白石高章」さん。事前にマイムやバルーンや“立ち方”の講習をして、いよいよ実践研修です。メイクもばっちり!いざ、出陣!

 何回か人前でさらされる事で、白石さんも演じる楽しさや難しさ、そして何よりも、自分の演る事に対してのお客さんの反応がわかってきた様子です。

 働いている社員やアルバイトさんに、
 「今日から、お世話になります。新人です。まだ何も出来ませんが温かく見守って下さい。」
 と、挨拶して回っていると、
 「お名前は?」
 「白石さんです。」
 「いや、ピエロさんとしてのお名前です。」

 考えてなかった…。そうだよね。“ピエロの白石さん”じゃオカシイよね。

 “白石”→“ホワイトストーンズ”長ぇっ!しかも直球。
 “シーラE・C”ってのはどう?却下?
 “白”でホワイトとか、“高”でTAKAというのは実際にいますからねぇ。

 「白石さん、例えば好きなアーティストとかいます?」
 「そうですねぇ、サム・クックとかオーティス・レディングですかねぇ。」
 渋すぎ!“クック”ねえ。調理か船長ですねぇ。船長はフックか。

 「じゃあ宿題にしましょう。次回までに考えておいて下さい。」

 つう訳で、何か良い名前あったら応募して下さい。独断と偏見で採用いたします。


8月29日(金・蒸し暑さ爆発) 対戦相手:蟻
東京ドームシティ・遊園地入口
 久々のヘブン活動。場所は東京ドームシティ・遊園地入口です。どんな事になるのか楽しみですねぇ。

 遊園地の入口という事もありますが、お客さんが流れます。春から後楽園遊園地は入場無料になりました。そして夏休み期間は『アバレンジャーショー』が毎日やっています。人はいるんですけど、遊園地にドンドン入っていきます。立ち止まりません。
 いきなり苦戦を強いられてます。一回目終わったときの投げ銭は600円程。厳しっ!こりゃ数打たないとっ!

 色んなお客さんに見てもらいました。家族連れ、カップル、(おそらく)中国人の方、迷子の男の子、アバレンジャーのTシャツに仮面ライダーの帽子のどっちが好きなの?本当は!な子供。などなど。

 一番印象的だったのは小学校低学年と思しき男の子。なんか怒ってるんですよ。握手をしようと近づいていくと、手をパーーンッって叩きます。まるでプロレスの試合開始直後のように。

 あと、微笑みかけると、人差し指をコチラに指して
 「※∞♂≧§〆してやるっ!」
 何を言っているのかは解りませんが、敵意剥き出しです。お母さんは苦笑いで止めてましたが、その子の目は真剣でしたね。アバレっぷりはアバレンジャーに負けてませんね。

 休憩中に荷物の置いてある場所に戻ると、蟻の大群がバッグを囲んでいます。荷物にちょこっと侵入してました。

 でも最初から最後まで付き合ってくれたのは、その蟻さん達でした。お疲れ様、蟻&オレ。

 6ステージで6595円&飴3つ、ラムネ2つ、ウエハースチョコ1つ


8月28日(木・やっぱ暑い) 対戦相手:銀行員
東京三菱銀行
 新しく口座を作りました。別に、収入が増えたとか、隠し資産が出来たとか、国税局の手を逃れる為ではありません。

 ライブ活動の一環で、チケット代を振り込んでもらう為の新しい口座です。聞いたところによると、個人名“佐藤栄治”ではなくて団体名“エディー”として口座が作れるそうな。で、どーやったらいいの?窓口で聞いてみました。

 「どういった団体様でいらっしゃいますか?」
 うーん、説明が難しいですね。正式には団体じゃないですもんねえ。
 「あのぉ、法人ではないんですよ。会社形態を執ってないんですけど、そのぉ、劇団…みたいな…そんな感じですかねぇ。」
 ちょっと消極的な態度。何て説明していいかワカンネエもんっ。

 ちょっと行員さんの目が厳しくなりました。マネーロンダリングで架空会社を作る悪い人達がいるようですから、身元がはっきりしないモンには口座は作ってくれないんですね。

 「えーとですねぇ、ライブをやるんですけど、そのチケットを振り込んでもらうための口座ですかねぇ。」
 「では、劇団さんの、活動状況を示すモノ、例えば会報ですとか…。お持ちください。」
 会報…ですか…?ありません、そんなモン。ライブのチラシもまだ出来てないし。

 「あと、ネットで振込み状況を確認できるサービスがあるって聞いたんですけど。」
 「そうですねえ。団体様ですと、月額2100円が掛かりますが…。」
 「……、個人で作って下さい。」

 そんなこんなで新しく口座が出来上がりました。免許証と印鑑を行員さんに渡して、
 「いくらから作れるんですか?」
 「おいくらでも構いませんよ。」
 「じゃあ、御縁がありますように、5円で。」
 ちょっと洒落た言葉で飾ってみましたが、行員さん、無視!事務的な処理で新しい口座は生まれたのでした。

 たまにはババーンっと。バ、バント?


8月27日(水・予報外れ、晴れ) 対戦相手:意外と情報通
アパート駐車場
 朝からバタバタ動き回っています。バイクで出掛けようとドアを「バタンッ!」と閉めるとその音に反応して、階下のおばあちゃんが出てきました。

 ドアを閉じてからバイクでブーンと走り出すまでの1分強の間、ばあちゃんが出てこなければボクの勝ち!出てきたら負け(判定)。出てきて長々と話し始めたら完全ノックアウト負け。と、最近“ばあちゃん占い”なるものがボクの中で出来ました。

 今日は、バイクに乗っていざ出発。おばあちゃんの姿は見えたが、あそこから声は掛けられまい!何とか判定勝ちかと思ったその瞬間、

 サングラス忘れた!!

 一気に天国から地獄へ。そして見事キャッチ&イートされました。ニコニコしながらばあちゃん、

 「今日は暑いわねぇ。」
 朝までの雨で、すんげえ爽やか。全然暑くないっす。

 「今日は火星が接近する日なんですって。」
 「そうみたいですねぇ。」
 「あ〜あ、見に行きたいわ、火星。」
 どこに?“見たい”ではなくて“見に行きたい”ですよ。どこまで行きたいのでしょう?もうちょっとすれば、お星様となって近くで見れるでしょうが…。

 「しかし、あの船スゴイわねえ、万景峰号。」
 え〜?おばあちゃん、今何て言った?『マンギョンボン』号って言ったよねぇ。言えたよねぇ。アナウンサー、キャスターの6割が言えないと思われるあの単語、見事言ってのけたよ。

 でもそれ以上は何を言っているか聞き取れません。って言うか聞く気なし。だって急いでいるんだもん。

 今日の占い 敵前逃亡で軍法会議モン


8月26日(火・蒸し曇り) 対戦相手:知られてないニュース
上池袋図書館
 ラジオで、その月に起こったニュースを面白おかしくしゃべる“NEWS PICK UPアップ HYPER!”というコーナーがあって、ニュース探しに図書館にGOです。

 この年になるとテレビもニュースを始めとした情報番組にしか興味がないので、Nステから23、フジテレビにして朝はやじうま、とくダネ!ちょっと寄り道でこたちょ。昼はワイドスクランブルからザ・ワイド。夜はまたNステ…というのがフルコースですが、それでも知らないニュースがありますねぇ。

 機動隊員、無理矢理女子高生に抱きつきキス。(福岡)
 道に迷って、女子高生に道を尋ねたら、急にムラムラしてやっちまったそうです。お酒も薬物もやってません。いつも、ジュラルミンの盾で“守って”ばっかりだから、“攻めて”みたくなったのかもね。

 国民的美少女にNY在住の小学6年生、河北麻友子さん(11)
 NY在住って“国民”的じゃなくて“国際”的美少女ですよねぇ。なんでもあり?しかも11歳って…。ボクの好みではありません。犯罪になっちゃうよ。そんな実践的考察はいらねえか。

 横浜バス、運転手を7ヶ月停職処分に。
 この運転手、1日30本のルート運転を、まる一日ターミナルで待機してバスを走らせなかったそうな。お客さんにしたら、「あれ?渋滞で来ないのかな?」くらいなもんでしょうけど、仕事放棄のこの運転手を“停職”だけで復帰させようとする横浜バスもワカランね。もう2度と絶対使ってやらねえ。あ、使ったコトないや。

 わいせつ麻酔医師、逮捕
 女性のマンションに忍び込んで、寝ている被害者に、さらにもっと深く寝ててもらおうと注射器で麻酔薬を注射しようと思ったら、針がチクっとして痛みで起きたため、御用となりました。
 本末転倒ですな、こりゃ。

 そんなこんなの楽しいニュースを取り上げる番組はネットでも聞けます。っていうか現在電波が飛ばないため、ネットでしか聞けません。オンタイムが無理っ!って人はバックナンバーでお楽しみ下さい。詳しくは『PAL−FM』のページから入って下さい。

 28日 21:30からオンエアー


8月25日(月・熱帯日) 対戦相手:久々のバイト
オーベルジーヌ
 土曜日に、元バイト先のカレー屋さん『オーベルジーヌ』から電話がありまして、バイトがひとり入院して人が足りないので働かない?行って来ました。

 久々のバイトなんで緊張しましたね。頭で覚えた事ってほとんど忘れてます。でも意外と身体が覚えているもんで、まあ、難なくクリア。オレって、いけるねぇ!

 余丁町に配達。ピンポーン!ピンポーン!オーベルジーヌです。

 「はいー。」ガチャ。子供が出てきました。
 「いくら〜?」
 あったま悪そうなしゃべり方。「おいくらですか?」って言葉、学校じゃ教えてくれないんだねぇ。

 「3066円です。」
すると、その子、

 「おとーさーん、さんぜん………いくらだっけ?」
 「66円。」
 「ろくじゅーろくえんだってー。」

 その声を受けて登場したお父さん、

 パンツ一丁でした。
 すんげぇ無防備!トランクスだったのが唯一の救いですね。ブリーフだったら笑ってましたね、声出して。あぶねぇあぶねぇ。

 たまのバイトも楽しいね。


8月24日(日・sunshine) 対戦相手:店長
新浦安
 今日も舞浜での模擬“疲労宴”でした。でも疲れと充実感が同居しています。

 2日に渡るハードスケジュールは僕たち出演者だけではなく、そこで働いているみんなが同じように感じてました。だからこそ、“打ち上げ”なんつーモンがあって、そりゃ弾けましたよ、みんな。
 もう1ステージいけるじゃん!てな勢いでしたね。いいえ、それとこれとは別モノです。

 最初打ち上げ会場に到着したのは5人。あきらさん、京子さん、橋ちゃん、石塚さん、ボクです。次に到着するのは7人。その後4人。総勢16人の大所帯ですが、到着した時に空いているのは6人席。そこで店員さん(ぶっきらぼうなおっさん)に、

 「あと7人来て、そのあと3人来るんですが…。」
 「あー、無理ですねえ。」
 即決ですわ。この前の渋谷の居酒屋といい、ここといい、何で企業努力をしないのかなぁ?だって追加で10人って店側にとって大きいよねぇ。そう簡単に諦められるもんなの。アタシ達のカンケイってそんなもんなの?わかった。身体が目当てだったのね。

 「わかりました。じゃあ、チェックして下さい。もう出ますから。」
 超強気発言!だって儲けたくないってんだからしょうがないじゃんねぇ?

 そしたら、暫くして、そのおっさん、
 「あのー、隣が空いたので、こちらに7人分セットいたしましたが…。」なんだよ、やれば出来んじゃん!

 そして4人追加で何とかまとまって座りたい。でも作戦を変えて、ちょっと下手に出てみようか?と相談の上、

 「すいません、店長さんいらっしゃいますか?」
店長クラスに話した方が話が早いんですよね、こういう場合。

 「はい、店長です。」
 さっきのぶっきらぼうなおっさんでした。こっちも掌を返しました。店長も人が変わったように丁寧に接してくれました。
 おっさん改め店長さん、イイ人だよねぇ。

 宴の内容は詳しくは書けません。だって、Iそむらさんが弾けて、それを受けて各々局地戦が勃発。飲めや呑めやの大騒ぎ。うん、心の奥に閉まっておこう。

 みんな大人なんだからね。


8月23日(土・灼熱) 対戦相手:疲労宴
舞浜
 いつもの舞浜の式場での“ブライダルフェア”でして、朝8時からリハーサルです。早っ!

 朝5時台に起きました。楽屋で出演者みんなに聞いたら、全員が5時台に起きたそうです。だから、本番の間の休憩時間は全員寝てました。
 普段、出演者間での暗黙の了解とでも言いますか、親しき中にも礼儀あり、とでも言いますか、楽屋で他の人の出番があるのに寝てるなんてのは不文律だったんですが、今日はみんな逆に

 「寝てもいいよね…。」的な空気で、ひとり、またひとり、バタバタと倒れていきました。全員が横になっている控え室に入ってきた現場担当が、

 「マグロかと思った…。」
 朝の築地気分を味わっていただきました。

 リハを合わせて4ステージ。そりゃエンプティにもなりまっさ。


8月22日(金・暑い晴れの日) 対戦相手:子供達
松原団地・ダイキン工場
 ダイキンの納涼祭りでピエロです。

 ダイキンといえば、キャラクターの『ぴちょんクン』が有名です。「もー、どーにでもして〜。」の歌も有名です。今日のお祭りでは、この歌の『音頭バージョン』が掛かってました。激レアだね。

 お祭り開始早々、ぴちょんクンの等身大気ぐるみが登場したのですが、大人気!浴衣を着た女の子に蹴りを食らってました。きっつ〜。

                      ぴちょんくんデス。
                 こちらが“ぴちょんくん”です。写真をクリックすると“ぴちょんくん”のHPに行けます。

 ピエロのショーで、風船で作った“お猿さん”をプレゼントするんですが、ただあげるだけじゃツマラナイんで、サルのものまねをしてもらって、一番うまい(もしくは独創的)な子にプレゼントしてます。今日のものまね大会では、ほとんどの子供がおきまりの動きをする中、ひとりだけじっと動かず、耳を思いっきり引っ張ってマネをしている男の子がいました。
 その子を優勝にして、舞台上でもう一度演ってもらおうとしたら、
 「無理!ありえないから!」
 完全拒否されました。おませさんなんだから。

 ショーの後、場内を回ってグリーティング。色んな出店が出ていましたが、ヤクルトの出店では、買ってもらったお客さんに風船をプレゼントしてました。一応プロとしては、格の違いを見せつける為に、店員さんが出来ないようなスンゲェ作品を作りましたが、さすが商売人。

 「はーい。今、1000円のセットを買うと、ピエロさんが風船作ってくれま〜す。」
 え?聞いてません。言ったモン勝ちだね。風船欲しさに、売れる売れる。で、僕の前には大行列。そこに、小学校高学年の男の子が、

 「ノーギャラだよね?」
 お前は代理店か?演芸評論家かぁ?ああ、そうさ。ここでの労働に関しては全くのノーギャラさ。

 すると、その男の子。
 「ねぇねぇ、何か作ってよ。ギャラ交渉しといたからさぁ。」
 カチーン。お前がギャラ交渉だとぉ?呆れ気分で散々作って、その場を後にしようとした瞬間、ヤクルトの売り子さんがポケットにおもむろに何かを入れました。

 スーパードライ350ml 2本

 キミ、良い代理店になれるよ。


8月21日(木・晴れ一時夕立) 対戦相手:マグロ&カンパチ
渋谷
 7月末のマイムの後の飲み会の席で、こんなポスターを発見!
 「8月20・21日、マグロ・カンパチ祭り。1500円で食べ放題、飲み放題!」

 で、その祭りに参加してきました、総勢11人。

 先週、この居酒屋に電話して聞いてみたんです。
 「あのー、予約とかした方がいいですか?」
 「いや〜、すぐに入れると思いますよ。」

 今日予約なしで行って、レジにいる店員の吉田さんに
 「あの〜、11人なんですけど、入れますか?」
 「11人?無理ですねぇ。」即決。確認もしねえでやんの。営業意識ゼロですな。

 すると、近くにいた女性店員の木村さんが、
 「ちょっと、お兄さん、こっち来てくれる?」
 「あー、いいですよ。」
 店内にツカツカと連れて行かれ、先にいたお客さんに木村さんが、
 「あの〜、予約のお客さんいらしたんで、そろそろお願いしま〜す。」

 どうやら、時間を過ぎても居座っているお客さんを帰すためのダシに使われたようです。

 8人席に11人詰め込まれ、ようやく祭りの始まりです。飲み放題はビール、サワー、日本酒、ソフトドリンクなど選択肢がありますが、ツマミはONLYマグロ&カンパチです。最初は皆、箸が進みますが、やっぱ飽きるよねぇ。カンパチなんか脂が乗りきってますけど、脂アブラで、2皿目にはお腹いっぱいですわ。で、マグロ&カンパチ以外のモノを頼んで、結局いつもの飲み会と同じだけの料金でしたな。

 ひとり2000円計算 安いんだか、高いんだか?


8月20日(水・ちょい晴れ) 対戦相手:3ナンバー
青山
 青山の事務所でパフォーマンスの研修。教えるほうなんですけどね。

 青山の骨董通り沿いにある事務所に向かうのに、原チャリでブーンと行きましたが、“骨董通り”っていうわりには骨董品なんぞ売ってないですね。どちらかと言えばオシャレな街で、セレブ(だから、セレブって何っ?)御用達の高級店が立ち並ぶ、うのとかアンナとかが好みそうな店が多いです。

 路上駐車も3ナンバーばっかり。しかもほとんど33で始まるナンバーです。

 33で始まるナンバーとは、普通3ケタの場合、30×とか、31×なんですが、33×のナンバーは余計にお金を払って、その後の大きな数字を選べるんですね。
 自分の誕生日の4ケタとか、縁起を担ぐ人なんかは「11−11」、ギャンブラー自己中心派な人は「777」とか。中には「893」とかいう、わっかり易い職業の人もいますけどね。

 走っている車もそんなんばっかりで、ちょっとすり抜けに失敗して車体を擦ろうものなら、エラい剣幕でまくし立てられ、その後賠償問題が大変な事になりそうなんで、いつもよりも運転が慎重になります。

 一台の左ハンドルが目の前を通り過ぎました。運転手は、上品そうな、おそらく旦那さんが医者か弁護士であろう(妄想ですか?)若奥様です。でもあまりにも強い日差しに、額に保冷剤を当てています。その保冷剤の形が、

 クマちゃん!

 33ナンバーも捨てたモンじゃないねぇ。


8月19日(火・曇り過ぎ) 対戦相手:待ち合わせ
スタジオ・アルタ前
 『S.W.A.T!』の制作・秋葉さんと新宿で打ち合わせ。待ち合わせ場所をアルタにしました。

 普段、新宿で待ち合わせをする時には、比較的人が少ない場所を選びます。なぜなら人が多いと、待ち合わせしても見つからない。同じ場所にいるはずなのに、なかなか会えないドラマ(月9)のような展開。つまり、待ち合わせの意味がないからです。

 秋葉さんから
 『アルタ前で待ち合わせにしましょう。』
 と、メールがあった時、普段、絶対に待ち合わせに使わないから、逆に今回は面白そうだな。と思いOKしました。

 「アルタで待ち合わせ」
 使い古されたフレーズですが、いざ行ってみると、アルタの入口(正面口?)にはあんまり人がいませんよ。どちらかと言うと、歩道の新宿通り沿いの方が大勢います。 

 「アルタで待ち合わせ」とは、正確には
 「アルタの前の歩道で新宿通りに近い、でも車道に出ると交通量多いからあくまでチェーンの掛かっている歩道の範囲内」
という事なんでしょうか?

           
                            正面(左)と、地下鉄口(右)

 むしろ丸の内線の入口の方が人が多いです。アルタ正面でバカ正直に待っている人を、ちょっと斜に構えて
 「へへーん、アイツら“アルタ前”って、本当に正面で待ってるぜっ!」
 てな気持ちなんでしょうか?

 だから、そんな斜に構えている人に対抗して、堂々と真正面で秋葉さんを待ち構えていました。すると間もなく秋葉さんが見つけてくれて、最初に言った言葉が

 「タモさん見た?」

 ちょうど“いいとも”が終わった時間でした。丸の内線側にいた人達、出待ちだったのね。

 中居クン? やっぱタモさん?


8月18日(月・寒曇り) 対戦相手:お味噌汁
王子・吉野家
 ラジオのスタジオに遊びに行く前に立ち寄った“吉野家”。ありゃ、今って牛丼280円で食べられるの?

 バイクで王子に駆けつけて、風にさらされた為にあまりにも寒くて、牛丼屋に入った時には、温かいモノを求めていましたね。
 「並と味噌汁下さい。」
 「はいー。並一丁、味噌汁一丁いただきましたー。」
 あっという間に、出てきました。早っ!さすが、『早い・安い・馬い』を売り物にしてるだけありますね。馬?牛?

 冷えた身体を温めるにはまず、味噌汁でしょう。すすってみると…

 お吸い物?
 味が薄ぅ〜。なんじゃこりゃ!色が透き通っていないのでお吸い物ではないのでしょう。でも味がしねえっスよ。こんなんが“味噌汁”なんて言われたら、名古屋の味噌煮込みなんかスープ通り越してカレーですよ。

 意外とこう見えて味噌汁にはうるさいんです。

 「ん〜すぉ〜すいぃ〜るうぅ〜!!!」(注釈:大声で読んで下さい。)

 味噌汁 50円 玉子にしとけばよかった。


8月17日(日・曇りのち霧雨) 対戦相手:女子学生3人組
海老名・ビナウォーク
 海老名での仕事は“ビナウォーカー”という役名だけあって、とにかく歩きます。現場の刑事くらい歩き回ります。

 トボトボ歩いていると、女子中学生風(もしかしたら小学生?)3人組発見。ベンチに座って小さいノートを必死に見ています。近寄っても気付きません。3人が釘付けになっているのはプリクラ写真を貼ったノートです。

 ベンチの隙間に無理矢理入り込んで、ノートを覗き込みましたが、3人、やっぱり無視。どう考えても窮屈でしょうに、こっちを見る気配さえありません。意図的に見ないようにしてます。マイムしたり風船出したり、なんとかこっちを見るように仕向けているんですが、完全に拒否されてます。

 なんとか色々汗ダクになって演って、ようやく一人がこっちを見たと思ったら、ものすごい強烈な発言。

 「キモい!」

 んだとぉぉ〜?こんにゃーろー。“キモい”たぁ、なんちゅう言葉使いじゃぁ!ちゃんと「気持ち悪い」って言えっ!半端に略すんじゃねぇ!

                   

 “キモい”ですか?本人、めっちゃめちゃ可愛いと思うんですけど。

 ちょっと顔色悪いけどね。あと、目の周りに青タン出来てます。


8月16日(土・やっぱ雨) 対戦相手:女性候補
浦和美園駅
 浦和レッズvsジュビロ磐田の試合です。埼玉スタジアムに向かう人達にグリーティングのピエロパフォーマンスです。

 浦和美園駅と埼玉スタジアムの間はとても殺風景で、田んぼと操車場とコインパーキングしかありません。そこで我々の出番なのですが、こう雨が降っては屋根の無い屋外のパフォーマンスは骨が折れます。ポキッ!全治3ヶ月くらいに。だから今日は駅界隈の屋根のある場所で演りました。

 駅前のロータリーにはタクシー、バス、何かあった時の警察車両などが停まっていますが、そこに一台のワゴン車が到着しました。天井には大きなスピーカーが付いていて、デカデカと名前が貼り付けてあります。埼玉県知事選の候補者のようです。

 心地良いパフォーマンスの時間に突如訪れるマイクからの大声。
 「浦和レッズのサポーターの皆さん、埼玉県知事候補の坂東ま○子です。皆様と共に戦っております。」
 “共に戦う”ですと?良く見るとこの人、レッズのレプリカユニホーム着てますよ。

 「今日はワタクシ皆様と一緒に駆けようと、スニーカーでやって参りました。」
 おろしたばかりの真っ白なスニーカーです。普段絶対履かねぇけど、この日の為に買っちゃった!的な白さが、一際目立ちます。

 「私はボランティアスタッフに支えられています。皆様がレッズを支えているように。」
 無理ねぇか?その論法。なーんかサポーターとの接点求めすぎですよ。

 司会みたいな人がいて、道行く人に声を求めています。
 「坂東さんに、何か一言ありますか?」
 「そうですね、坂東さんには本当に頑張ってもらいたいです。いつも応援してます。」
 仕込みだろ?絶対に。

 で、坂東さん、最終的に絶叫し出しました。
 「うらーわレッズ、チャチャッチャチャッチャ。坂東○り子、チャチャッチャチャッチャ。
うらーわレッズ、チャチャッチャチャッチャ。坂東まり○、チャチャッチャチャッチャ。」

 もう痛々しいです。サポーターも失笑です。たぶん、確実に票を逃がしましたな。

 この文って選挙妨害じゃぁ…ないよねえ。