ロッカールーム

バックホームッ!

過去の試合内容
11.16〜11.30


11月30日(日) 対戦相手:管理人?
板橋四丁目集会室
 本番前のラスト稽古日。しかも夕方から仕事の為、朝9時から稽古場を予約。はい、レッツゴー!

 この稽古場は面白い作りをしていて、1階が銭湯です。建物に入るとコインランドリーがあり、銭湯の入口は網状のシャッターが降りていますが、中を覗き見ると牛乳の入ったガラス張りの冷蔵庫やが見て取れます。

 2階に上がると卓球台があり、その横にはテレビを見るために畳の敷かれたちょっとしたくつろぎスペース。その隣に集会室はあります。

 舞台監督さん、音響さんから遅れるとの連絡があり、煙草を吸いに一回のコインランドリースペースに移動。すると、入口のドアがガラッ!管理の方かと思い元気良くご挨拶。
 だって、今まで管理人さんとは色々とありましたから、最後の稽古日は気持ちよくしたいですもんね。

 「おはようございまーす。」
 好青年を演出します。でもその男性、挨拶無し。ケッ、何だよ。こっちから歩み寄ってるのに、そんな態度取られたら気持ちよく使えないじゃないですか。

 するとその男性、コインランドリーに洗濯物を入れました。あ…、管理の方じゃなかったのね。そりゃ、挨拶とかしないはずだわ。逆にビビッたでしょうねぇ。洗濯に来たら知らないチャラ系に急に声掛けられて。

 なんか気まずい空気の中、何本目かの煙草に火をつけて座っていると、その男性、

 「50円あります?」

 ないです。というか、初めて交わした会話がコレですか?あったとしても、あげません。そとに自販機がありますから崩してくださいな。

 ネタをブツブツ言っている横では、その男性、“週刊大衆”熟読中。

 次、見せて。


11月29日(土) 対戦相手:ダメ外人
ポプラ
 舞浜のホテルでブライダルフェア。なんと朝8時からのリハーサル。って事は、7時30分に舞浜駅にいなくてはいけない訳で、6時半には池袋駅。眠っ!

 5時に目覚ましを掛けて、あと5分…あと5分を“冬の風物詩”を実践していると、あっという間に6時。やべっ。出る準備しなきゃ。

 今日は長丁場なので、コンビニで色々買い込んで備えないとなぁ。時間はギリギリだけど寄ってこっ。

 普段混んでいないこのコンビニが、なぜか賑わってます。おそらくここにいる人の大半が、昨日からの流れのままここに辿り着いたんでしょう。そして“けだるさ”をかもし出してます。けだるさに飲み込まれる前に、早く出なきゃ。

 レジに向かうとすでに2人並んでいます。先頭は、厳つくゴッツイ、見るからに「そのスジ」の人。しかも結構な量の品をお買い求めです。2番目の人の右手にはドリンク剤1本。よしっ、順当に行けば乗りたい時間の電車に乗れますよ。頑張れ、時給1050円(推定)のバイト君。

 そのスジの人(以後、スージーさんと呼称)も気を使ってか、
 「袋、一緒でいいよ。」「あー、割り箸要らないから。」
 結構イイ人です。で、スージーさんがお会計をして、よっしゃ!まもなくっ!と確信した瞬間、スージーさんの連れの外人女性(パツキン)が、スーっと入ってきて、

 「コレモ一緒ニ。」
 電話(たぶん国際電話?)の明細書を出します。

 「おいっ、こっちは並んでいるのだよ。横入りされちゃ、困るんだよねぇ。」

 誰もが思ったでしょう。でも、誰も言いません。勿論オレも。まあ、スージーさんが商品を追加したんだな、と思えば煮え繰り返るハラワタもクールダウンするでしょう。ってか、させますよ。

 でも、スージーさん、彼女になんか、言ってやったら?ニッポンの礼儀とか行儀について。するとスージーさん、一緒に支払いするのを拒否し、自分の支払いだけ済ませてスーっと立ち去りました。その態度は、

 「オレ、知らんもんね。」

 結局、パツキンは見事に横入り。何も言えないズラーっと並んだ従順な羊さん達。

 意識の国際化、必要だね。


11月28日(金) 対戦相手:スタジオ独特の雰囲気
恵比寿
 まさしく追い込みではございますが、仕事入れちゃった。大丈夫かぁ?大丈夫です。やればできる子ですから。

 今日の仕事内容はまた変わっていて、これまた人生初、CM撮影。すっげー!!何の?そんな皆様の声が聞こえてきそうです。

 気になるCMの内容ですが、青森のパチンコ屋さんの新装開店のCMです。ですから、都内では見れましぇーん。見たい方、青森まで行って下さい。

 CMのコンセプトとしては、パフォーマンスの楽しさとパチンコの楽しさをクロスさせた内容という事で、クロマキー(元巨人の助っ人外人とは違います。別名、ブルーバック。画を合成するため回りが全部青色なんです。)の前でのパフォーマンス。

 ディレクターさん曰く、
 「カメラの向こうに何十万という人がいますからね。」
 想像力に乏しい訳ではないんです。何十万人の人の前で演った事がないだけなんです。加えて、スタジオ内には、ディレクターさん、カメラさん含めて5人。しかもその5人は仕事モード。ちょっとやそっとじゃCAN’T GET LOUGHです。

 慣れない雰囲気の中、何度も失敗しました。ディアボロ(中国ゴマ)をキャッチするフィニッシュ技なんか、3回立て続けに失敗して、スタジオ内の空気が凍っていくのを肌で感じます。郷を煮やしたのはスタッフさんではなく自分の方で、

 「わかりました。次、出来なかったら、今日のギャラ要りませんっ!」
 大胆発言!これにはスタッフさん、大ウケ。そして、運命の時…。

 見事成功!さすが、やればできる子。そして皆さん、お疲れ様でした。

 メディアに慣れなさ過ぎを実感しましたね。これからガンガン露出していきますよ。
 というか、させて下さい。お願いしまーしゅ。


11月27日(木) 対戦相手:管理してる人、すなわち管理人
板橋・仲宿出張所3F洋室
 昼と夜の稽古が一緒の場所だと、移動しなくて良いので助かります。今日はまさにそんな稽古日。

 通常、このような施設を利用する際には、使用後に書類を提出します。火の元は大丈夫か?とか、使用したものを片付けたか?とか、チェックする用紙です。3Fの洋室に入って、用紙を探しましたが見つかりません。そこで1階の区の出張所まで取りに行きました。とても丁寧な職員さんの対応。こちらも気持ちよく稽古に臨めます。

 夕方、管理人のおじいさんが部屋に登場。いきなり血管切れそうな勢いです。

 「この時間から利用してもらっちゃ困るんだよっ!」
 「あの〜、お昼から使わせて頂いているんですけど…。」

 すると、とっても解りやすい変わり方で、
 「そ…そうか…、じゃあ、この用紙に…。」

 昼間もらって来た用紙を発見して、また下がりかかった血圧が上がっていきます。

 「これ(用紙の事)、どこでもらって来たぁ?」
 「1階の出張所です。」
 「あ…ああ、だったらそれに書きなさい。」

 またまた解りやすい変わり方。そんなに熱くなったり冷めたりしてると、危ないですよ。

 9時半退出なんですが、白熱していて気付いたら9時25分。やっべぇ。机を元に戻したり、音響機材バラしたり、絶対5分じゃ出られない。すると、やってきました『瞬間湯沸し器』、

 「9時半に完全退出って書いてあるだろうっ!」
 来ました。そして長々と説教ターイムッ!夕方の憂さを一気に晴らしてません?

 いえね、現時点での非は確かにこっちにありますよ。でも、今は話を聴くか片付けるか、どっち?って言われたら片付けでしょう。だから、話も半分以上聴いてません。

 最後、管理人さんに挨拶して出ようとした時、管理人さんが、

 「そんなんじゃ、文句言われるからね。」

 もう充分、文句言われました。

 そこで一句。 夜なのに、なぜか元気なお年寄り


11月26日(水) 対戦相手:管理人さん
板橋・中丸集会場
 夜、音響さんを交えての稽古です。

 きっかけや、イメージを事細かに伝えながらの稽古な為、ひとつひとつに時間が掛かります。あっという間に退出時間に。

 退出時間まであと5分という所で、ドアが開きました。ひとりのおばあちゃんがひょこっと顔を出しました。

 「………。」

 何を言っているか聞き取れませんが、時間と文脈からするに、早く出ろ!という事なのでしょう。ここの稽古場は以前怒られ(そうになっ)た場所です。
 怒り損ねた相手はどんなヤツ?と、見に来たんでしょうか。前回使ったときは、管理人さんに終了の電話をすれば多少延長しても良いはずでしたが…。

 無言のプレッシャーを感じつつ、机や座布団を片付け、待っているおばあちゃんに、
 「終わりましたぁ。」
 そして、満面の作り笑顔で
 「ありがとうございましたっ!」

 するとおばあちゃん、
 「………。」

 やっぱ何言ってるか、聴こえねぇ。

 補聴器必要なのはオレの方?


11月25日(給料日?) 対戦相手:真面目な番組
FMえどがわ
 藤原ひであきクンがパーソナリティを務めるコミュニティFM、FMえどがわ『今日も風向きは晴れ』に出演してきました。風向きは晴れ?雨降ってます、めちゃめちゃ。

 スタジオに入り、ディレクターさんと挨拶。ロビーで出演を待っている間、普段聴く事のない、藤原クンの正当なしゃべりを堪能。
 「げっ、真面目な番組じゃん。しかも、藤原クン、ちゃんと進行してるし…。」

 普段、藤原クンとは仕事先での付き合いではありますが、彼の仕事っぷりを殆ど見ていない(というか、出番の関係上見れない)し、仕事が終われば飲み屋でのダジャレ合戦になるので、実質、仕事をしている藤原クンを目にするのは初めてです。

                   
                       本邦初!私服姿の藤原クン

 藤原クンは小岩・フラワーロードのサンクスの店長さんと電話インタビュー。お薦めのお弁当「神田川弁当」の特徴を聞いたりして番組を進めます。

 「それでは一曲お聞きいただきましょう。『神田川』です。」

 笑った。この選曲。ディレクターの奥井さんに一本取られました。真面目な地域密着情報番組ですが、僕が喋ってるPAL-FMの番組と似てますよ、このセンス。

 いよいよ出番。普段あまり着ない一張羅の衣装。ラジオだから見れないのに、無駄に力入ってます。

                    
                      だからラジオじゃ見れねぇっつーの。

 でも普段自分で演っている番組とは違って、やっぱり真面目な雰囲気があって、テンションも押さえ気味。ギャグも少なく、真面目に話ししちゃいました。ありゃ〜、お笑いとしてあるまじき行為…?

 ライブの告知もさせてもらって、あっという間に終わってました。次回、また出演させて下さい。もっと面白くしゃべるからさぁ。

 さあ、ライブに向けて、風向きは晴れ


11月24日(振替休日) 対戦相手:おいおい
舞浜
 舞浜の披露宴会場で新郎新婦にインタビュー。

 新郎さん、とってもまつげが長くて、可愛がられるタイプ。一言答えるごとに、新郎側友人宅から、

 「おいおい!」
 「んにゃろーっ!」
 「ヒューヒュー!」

 いいじゃないですか。この日は主役なんですから。まあ、確かにつっこみ辛いボケをしますよ。しかも披露宴という特殊な空気も手伝って、すげぇ突っ込みづれぇ!

普通に、「おいおい!」って言える友人に「おいおい!」って突っ込み入れるくらいしか、この場を乗り切る手が無いんですよ。

 すると、相方・おおくぼあきらさん、新郎さんに

 「おいおいっ!」

 言っちゃった。そして盛り上がってる。助かりましたよ、あきらさん。

 「おいおいっ!」って忌み言葉じゃないんだぁ。言ってイイのね。


11月23日(勤労感謝の日) 対戦相手:笑い
喜多見駅南口
 喜多見の商店街主催のお祭りです。ヘブンアーティスト8組が出演しました。

 商店街のお祭りと聞くと、焼き鳥屋さんとかの出店をイメージしますが、岩手の物産展とか、空気を入れて組み立てる大型遊具とか、ポニーを初めとするプチ動物園など、規模がデカイです。お客さんも多そう。

 1回目。うぉぉっ、結構なお客さんの人数。青空の下でのパフォーマンスは久々で、寒さが関節に響くもちょっと動けば汗も出て、好感触!投げ銭タイムには、ええ〜っ?1000円札ですかぁ?夜の、酔っ払い相手のパフォーマンスではお目に掛かりましたが、昼間、しかも子供からいただく1000円札は…お久しぶりでございます。お元気でしたか?

 2回目。プチ動物園のエリアで展開しましたが、何をやっても動物にはかないません。ニワトリ、ハムスター、ウサギ、スカンク。でも、お子様方、動物はギャグ言いませんよ。こっちの方が楽しくない?

 3回目。さあ、弾けて行きましょ。相も変わらず大人向けトーク&ギャグ炸裂!何よりも嬉しかったのは主催者のスタッフさんが、大ウケしてくれた事ですねぇ。感動したっ!(もちろん小泉口調)ちなみにお子さんも途中ポカーンとしてましたが、喜んで頂きましたよ。
 どれ位かって言うと、投げ銭タイムに、その辺に落ちている落ち葉を入れてくれる位。今まで現物(アメとかお菓子)貰った事はあるけれど、葉っぱ入れられたのは初めてっす。恐るべし、子供の感性。

 7102円+ポケモンカード


11月22日(いい夫婦の日) 対戦相手:肩透かし
板橋の稽古場
 昨日の不祥事を受けて、本日確実に怒られます。逆に楽しみなんですけどね。

 夕方から稽古場に入りましたが、待てど暮らせど、なーんも怒りません。いえ、起こりません。
 というのも、今日の昼、舞浜の仕事に向かう前に、管理の人に電話しました。

 「すいません、昨日使わせて頂いた者なんですが……、もーし訳ございませんでしたっ!」

 先手必勝です。怒られる前に謝る。殺られる前に殺るっ。食べる前に飲むっ!

 おかげでとっても静かで充実した稽古…のはずが。声を張り上げ立ち稽古の最中に入口のドアがガラッ!!ビビリました。鳥肌立ちました。ドアの方向に目をやると、おばさまが。
 この人に怒られるのかぁ。いや、昼の電話で全てのミソギが済んだと思うほうが間違えで、やっぱり潔く怒られよう。それで、今後の稽古が潤滑に行われるのなら。

 すると、おばさま、

 「あれ?町内会の集まり…じゃあ無いですね。ごめんなさい〜。」

 なんだよ!このビビリ具合と鳥肌、どうしてくれるの?

 結局、何のおとがめも無く、今日もGOOD 稽古ING!


11月21日(金) 対戦相手:電話の向こう
中野
 昼は大宮で仕事、夕方は板橋で稽古、そして夜は中野で音響さんと打ち合わせです。台本を渡して細かく説明をしている最中に携帯が…。

 電話の主は、『集団田中’98』の小島さんでした。
 「エディーさぁ、板橋の稽古場、使ってる?」
 「はい、今、使わせてもらってます。」
 「なんかさぁ、管理の人が、すんげぇ怒ってるんだよ。」

 今日使った板橋の稽古場、今まで使ってきた稽古場とちょっと違っていて、管理人さんが全くいません。入る前も出るときも。普通、利用証明書を提出するんですけど、そんなんも全く無し。
 だから、こちらの判断としては、

 「ああ、終わる時間見計らって、ひょこっと管理の人が来て鍵を閉めていくんだぁ」

 で、稽古場を出て中野に向かったんですよ。そしたら、

 「なんかさぁ、終わっても何の連絡無いって言ってきて、『もう、使わせねぇぞっ!』って勢いなんだよぉ。」
 「ひえ〜、スンマセン。確かに何の連絡もしてないんです。っつーかするの?」
 「明日も使うんだよね。明日、どなりこんでくらしいよ。」
 「すいませんでした。わざわざ。」

 何がなにやら良くわかりませんが、明日怒られるのだけはしっかりとわかりました。

 この年で怒られるのってカッコ悪ぅ。


11月20日(木) 対戦相手:ライブ感とテレビ感
葛西&豊島
 平日ですがパフォーマンスの仕事で南葛西の保育園です。葛西臨海公園からバス…ですが、入り時間ギリギリ!しかも荷物フルセット!うん、タクシーに乗っちゃおう。

 前半25分はジャグリングを中心にした組み立て。そして、後半25分はマイムを軸に計2ステージ。保育園という事で、伝わるかどうかが心配でしたが、終わってみればみんな喜び組…いえ、喜んでくれました。いい笑顔でね。

 控え室が保育園の事務所で、廊下側と外の両面から丸見えなのですが、終了後、お子さんたちが、

 「エディーさーん。エディーさーんっ!」
 見つけて手を振ってくれます。私服に着替えて、道具を片付けてても、子供達、僕の姿を見つけてはエディーコール連呼です。ちょっぴり、プライベートなんて一切無い有名芸能人の気持ち。

 最後に、お昼ご飯中の各教室に赴いてさようならの挨拶。一人の女の子が、
 「次も見に来るからね。」
 次、いつ来るか決まってないんで、お母さんに言って、また呼んで下さいな。

 GOODJOB&AGAIN MORE!

 そして、午後は豊島区のケーブルテレビ『としまテレビ』にて収録。内容はヘブン活動とライブの告知スポットです。

 打ち合わせと軽いリハの後、「5秒前っ!4…3……Q!」あっという間に終了。何をやったかは、としまテレビをご覧下さい。

 カメラが3台もあって、しかも赤いランプが点いていなかったので、どこを見ていいのか、さっぱりわかんねぇ。オンエアー楽しみにして下さい。たぶん、目が泳ぎまくってますから。

 GOOD SWIMING!


11月19日(水) 対戦相手:プラスドライバーとハンマー
久保木サイクル
 バイク話完結編。

 朝イチでバイク屋に。もちろん時速は10km/h台。行きつけの自転車&バイク修理屋さんに到着し、
 「すいましぇーん。時速20km/hまでしか出ないんですけど…。」

 すると、気の良い店長(通称:おやじさん。と、かってに呼ばせてもらってます。)が、何も見ずに、
 「あー、そりゃ、マフラーだね。」

 あちゃ〜、交換ですか?いくらかかるんだろ?部品とか取り寄せたら、何日も待たなきゃいけないんだろうか?今日の夜は六本木に行って、明日は色々乗るし、明後日も…。瞬時に様々なシュミレーションをします。すると、おやじさん、ドライバーと金づちを手にし、マフラーの中にドライバーを突っ込んで金づち一閃!カコーン!

 「はい、終わり。乗ってきてみぃ。」

 絶好調。昨日までのトロトロ運転がウソのようです。一気に上がるスピード。忘れかけていた“風”になる瞬間。すっげぇ。戻って、おやじさんに絶好調を伝えると、
 「お代はいいよ。」

 かっちょええ!また来るからさぁ。バイク壊れたら…。
 修理2秒 完全復活! でも30km/h以上は出さないよ。

 夕方、舞台を見に六本木に。ダンスと芝居とパフォーマンスのコラボな舞台。出演者にダンスの先生が多いため、客席はその生徒さんで大賑わいです。

 芝居のパート。夫の浮気が原因で妻が実家に帰京しているという設定。芝居が続く中、横から

 「現実味があるから面白いっ!浮気くらい誰でもするわ!」でっけえ声。

 あの〜、家でTV見てるんじゃないんですから、感想を一々口にするの止めて貰えません?しまいにゃ、

 「上手ねぇ。」
 出てるのプロの集団だっつーの。

 色々勉強になりました。自分に照らし合わせて、少なくとも「上手ねぇ。」とだけは言われない舞台にしようと、固く心に誓いました。

 「下手ねぇ。」とも言われない様に…。


11月18日(火) 対戦相手:バイク
池袋〜王子〜板橋〜家
 昨日に続いて、バイク話。

 南池袋の稽古場にバイクで行って、稽古終わりでラジオのスタジオのある王子に。チケット営業です。勿論、法定速度をしっかり遵守した時速25km/h。

 王子への往路である明治通りは緩やかな下り坂。30km/hまで出ます。復路は当然上り坂。しかも明治通りは路肩工事中で一車線規制。

 とうとう、10km/h走行。そして逃げ場の無い一車線。バックミラーを見ながら走りますが、さすがに車が来た時にはエンジン止めて歩道を押しました。二車線に広がっても10km/hは変わりません。両足で必死に蹴ります。太ももの裏がパンパンですわ。
 キックボードってあるでしょ。まさしくアレですよ。太ももの裏が鍛えられる機能付きのハイ・ポテンシャル。いらねぇ、そんな機能。

 大通りは交通量が多くて恐いので、板橋方面の交通量の少ない道を選びました。ママチャリに抜かれていきました。屈辱感通り越して、敗北感です。

 明日、朝イチでバイク屋へ行くよ。時速10km/hでね。


11月17日(月) 対戦相手:法定速度
池袋〜六本木〜青山〜四谷三丁目
 チラシの配布とチケット営業活動の為、原チャリに乗って都内プチ縦断です。

 我が家のテレビも絶不調なんですが、原チャリも不調のドンゾコで、ちょっとした上り坂では時速25kmで走ります。知らない方のために説明しておきますが、原チャリの法定速度は30km/hです。ちなみにスピードメーターは60kmまであります。でも、出しちゃダメだぞぉ!

 25km/hで走るという事は、法的には何ら問題は無いのですが、街の交通の流れからすると大渋滞を招きます。極力、左車線の、更に左側を走りますが、後ろから煽ってくる乗用車、大型車、タクシー、2輪車、メッセンジャー(自転車)などが抜くに抜けずに後ろにぴったり“テイル・トゥ・ノーズ”でくっ付いてくると、

 「しょうがねぇじゃんっ!だって、これ以上出ねぇんだもんっ!」

 逆ギレです。悔しかったら抜いてみろ。こちとら、アクセルがこれ以上回らない所まで回してるんだから。

 25km/hで走り続けていると、エンジンがそれに慣れるんでしょうか?下りでも25km/h以上出ません。ましてや、上りでは、とうとう20km/hを切る始末。危ねぇよ、逆に。

 この走り、絶対に、高橋尚子より遅いでしょ。いくらスタミナ切れで失速しようが、2位に甘んじようが、彼女の走りは俺の原チャリよりも早いはず。
 俺の原チャリで42.195km走ったら、2時間27分でもムリだよ。だから自信持ってね、Qちゃん。

 で、帰りにコンビニで東スポの一面を見ると、

 一夜明け、尚子引退

 デカデカと書かれています。え〜?マジっすかぁ?新聞の入っているカゴから東スポを取り出すと、

 一夜明け、尚子引退否定

 カゴに返すのも面倒くさくなって、買っちゃったよ。


11月16日(日) 対戦相手:バレーボールの客寄せパンダ
新木場駅
 舞浜に向かう為の乗り換えをするのに必ず使う新木場駅。いつもは、人がいたとしても総武線(ディズニー方面)や臨海線(お台場方面)に流れる為、閑散としたイメージのこの駅が、今日は…。

 有楽町線の改札の前にすんげぇ人、ひと、ヒト。改札出たら、一歩も動けません。盆と正月と火事と喧嘩がいっぺんにやって来たん?

 そこにいるのは中高生。女性ばっかり。手には顔写真。誰、ソレ?興味が無いので良くはわかりませんが、なんかジャニーズの芸人さん(っつーか、タレントさん?)の写真のようです。

 まあ、とにかく動きません。いえ、動けません。普段なら7秒で到着できるJRの改札までが、今日は牛歩戦術。土井たか子の怨念かぁ?

 もみくちゃにされた家族連れ。お母さんに手を引かれた男の子が大声を張り上げます。
 「ジャニーズなんて大嫌いだぁぁぁ!」
 でもそんな子供の戯言なんて聞き入れてもらえません。全く状況変わらず。危うく将棋倒しだよっ。

 女性ホルモン漂う空気を掻き分け、まもなくJRの改札に届こうとした瞬間、背中の方(つまり有楽町線の改札の方)から
 「ギャーッ!!」
 飛び跳ねる女性陣。そして、その声を聞いて「ギャーッ!」集まってくる女性陣。騒ぎが人を集め、また騒ぎを大きくする、騒ぎの“インフレスパイラル”。

 仮にジャニタレさんがいたとしましょうか。でも、よーくお考え下さい。アイドルが電車で次の現場に移動するか?ましてやこの騒ぎの中、わざわざ虎穴に入るような事する?

 仕事先の喫煙室で点いてたテレビで、バレーボールの男子開幕を伝える「NEWS」をやってました。そして握手会が新木場で予定されてたけど、中止になった事を、山下ナニガシ君が詫びてました。

 中止も延期も構わないけど、混雑に関しては詫びてくれ。

 バレーボールを純粋に楽しめなくなった元バレー部