やればできる子
新コーナーです。ただ、



見切り発車です。

おいおい、線路無いって。



「『ロッカールーム』と変わんねえし…。」とのご意見、ごもっともです。
「『私の領収書』(2話で打ち切り)と変わんねえし…。」とのご意見、ごもっともです。

それでも、かの有名な監督はこう言いました。
「犠牲フライでも1点は1点!」

あんた、誰?


今回の『やればできる子』は

盛岡にて冷麺探しの旅
はじまりはじまり〜。


2004年8月6日(金)

 旅です。そして前乗りです。

前乗りというのは“前バリ”を張るノリの事ではなくて、前日移動の事です。
え?“前バリ”が分からん?

ん〜と…

これです。
真木蔵人の母ちゃん


で、前日に移動するという事は現地の面白い処、美味しいものが満喫出来るのです。


盛岡と言えば“冷麺”です。
そして
武道は「礼に始まり礼に終わる」と言いますが、
盛岡は
「冷麺に始まり冷麺に終わる」

のですか?


19時30分ごろチェックインし、タウンガイドを手に入れ
ホテルの部屋で思案中。



駅前に戻るか、それとも逆方向のアーケード街を攻めるか、
その時、私の旅本能はこう叫んだのです。




「とりあえず、シャワー浴びたら?」


OH NO!
っつーか時間惜しいし。
雨降ってるし。
早めに出ないとおっくうになるし。

よしっ!アーケードだぁ!
何はともあれ冷麺探しの旅に出掛けたのでした。


はい、ここで一旦CMで〜す。(タモさん風)

ちゃーらちゃちゃちゃーらら、ちゃららっらっら〜♪




居酒屋、コンビニ、カラオケ、ファミレス…
さすがに『大通り』。都内と変わりないです。
そうそう、ちなみにここは『大通り』と言う名の大通りです。
それは言わば、

スピッツのファーストアルバム『スピッツ』のような物

1stシングル“ヒバリのこころ”収録




違うのだよ!
ココならではの、ココでしか味わえないモノを欲しているのだよ。
何度、吉野家の前で足を止めたことか。
その度ごとに、
呪文のように、こう唱えたのでした。

『おお、神よ、我を助けたまへ。レーメン!』

Yo! Sister。後ろは障子?

『大通り』と交差する『映画館通り』はその名の通り
映画館が乱立する、日本でも数少ない珍しい通りで、
素敵な文化をかもし出しています。


そこで、“冷麺”の文字発見!

しかし、店構えは中華料理屋。
と言えば聞こえは良いが、どうみても

ラーメン屋

うーん…スルー!次に期待。



再び『大通り』。

あれ?
アーケードが無くなって
電気の数も減って

暗っ!
もうちょっとだけ行って見るか?

と、そこに、神社発見!
勿論、お願い事しましたよ。

「冷麺が食べられますように…。」


同じ神様でも、さっきのシスターと違って

もういいです。怖いよ。

日本の神様は優れています。
願ったソバから叶います。



早速おしゃれなお店発見!近寄ってみると、

『沖縄泡盛天国』
うーん、ナイス。
店の前の看板には
“手打ち沖縄そば”

惜しいっ!
でも、今のオレにはちょっと違うのよ。
で、スルー。



その数メートル先。
『本場 長崎の店 長崎ちゃんぽん』
うーん、ナイス。ナイサー。
店の前のノボリには
“冷やしラーメン”

惜しいっ!
略して“冷メン”だけどさぁ
でも、今のオレにはちょっと違うのよ。
で、スルー。



その数メートル先。
『広島流お好み焼き』
うーん、ナイス。ナイサー。ナイセスト。
でも遠のきましたね。


中国→沖縄→長崎→広島
日本列島北上し、盛岡には近づいていますが
求めているモノにはまだまだ遠いです。
仏教の伝道と同じ流れです。


結局、『大通り』までバーーック!
空腹と落胆と歩き疲れで目の前フラフラですわ。


と、そこに“冷麺”の文字!
もういいや。入ってしまえ。
そこは

焼肉屋さんでした。


そこで質問!

「人は、焼肉屋で冷麺だけを注文することが出来るのか?」


答えは

「否」

ま、生ビールからいきますわなぁ。
で、キムチ。
肉も少々。
そしてお目当ての冷麺。


やっとの思いでたどり着きました。

やればできました。


その冷麺はコチラ。

画面にカーソルを乗せると…

いんやぁ、美味しかったぁ。


はい。お会計です。


3654円


うーん、やっぱ吉野家にしときゃ良かったかな。

何はともあれ、
やればできる子でした。

で、誰なの?

FIN


次回、連載は未定!!
あんまり期待しないで待ってて下さいな。

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